文献詳細
文献概要
連載 症例
卵巣転移巣の自然破裂により腹腔内出血をきたした若年性子宮体部癌の1例
著者: 井上孝実12
所属機関: 1稲沢市民病院産婦人科 2国立名古屋病院産婦人科(現籍)
ページ範囲:P.1094 - P.1097
文献購入ページに移動はじめに
子宮体部癌は近年増加しているが,年齢的には40歳以降で,主に閉経後にみられることが多く,30歳未満は稀である.今回,卵巣転移巣の自然破裂による腹腔内出血により緊急開腹術を施行し,子宮体部癌IV期と診断した26歳の症例を経験したので,ここに報告する.
子宮体部癌は近年増加しているが,年齢的には40歳以降で,主に閉経後にみられることが多く,30歳未満は稀である.今回,卵巣転移巣の自然破裂による腹腔内出血により緊急開腹術を施行し,子宮体部癌IV期と診断した26歳の症例を経験したので,ここに報告する.
掲載誌情報