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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科58巻10号

2004年10月発行

今月の臨床 ここが知りたい─婦人科がん化学療法

子宮頸がん

3.再発後の化学療法は何を選ぶか

著者: 岩坂剛1

所属機関: 1佐賀大学医学部産科婦人科学

ページ範囲:P.1220 - P.1223

文献概要

はじめに

子宮頸癌スクリーニングの浸透により,早期診断,早期治療が定着し,最近40年の間に大幅な頸癌死亡率の低下がみられるようになった.しかしながら,一方では,III期,IV期といった進行癌の予後はほとんど変わっておらず,未だ再発治療に苦慮しているのが実状である.本題の趣旨は,子宮頸癌患者が通常の治療を受けた後,再発をきたした場合,再発病巣に対する治療として化学療法を選択する場合,いかなるレジメンを選択するかということである.

以下に,子宮頸癌再発に対する治療方針について私見を述べたい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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