文献詳細
今月の臨床 ここが知りたい─婦人科がん化学療法
子宮頸がん
文献概要
はじめに
子宮頸癌スクリーニングの浸透により,早期診断,早期治療が定着し,最近40年の間に大幅な頸癌死亡率の低下がみられるようになった.しかしながら,一方では,III期,IV期といった進行癌の予後はほとんど変わっておらず,未だ再発治療に苦慮しているのが実状である.本題の趣旨は,子宮頸癌患者が通常の治療を受けた後,再発をきたした場合,再発病巣に対する治療として化学療法を選択する場合,いかなるレジメンを選択するかということである.
以下に,子宮頸癌再発に対する治療方針について私見を述べたい.
子宮頸癌スクリーニングの浸透により,早期診断,早期治療が定着し,最近40年の間に大幅な頸癌死亡率の低下がみられるようになった.しかしながら,一方では,III期,IV期といった進行癌の予後はほとんど変わっておらず,未だ再発治療に苦慮しているのが実状である.本題の趣旨は,子宮頸癌患者が通常の治療を受けた後,再発をきたした場合,再発病巣に対する治療として化学療法を選択する場合,いかなるレジメンを選択するかということである.
以下に,子宮頸癌再発に対する治療方針について私見を述べたい.
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