icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科58巻10号

2004年10月発行

今月の臨床 ここが知りたい─婦人科がん化学療法

卵巣がん

6.どんなとき腹腔内化学療法(IP療法)を考慮すべきか

著者: 波多江正紀1 楠元雅寛1 中村俊昭1 山本文子1 大西義孝1

所属機関: 1鹿児島市立病院産婦人科

ページ範囲:P.1275 - P.1279

文献概要

はじめに

進行卵巣癌では主たる病変の占拠部位が腹腔内が主体であるとの認識から,腹腔内化学療法の導入はしかるべくして臨床応用される歴史を有していたといえる.卵巣癌に先行して消化器癌などの播種病変に対しmitomycinの腹腔内投与や免疫賦活剤ピシバニール,ベスタチンなども試験的に試みられ,いくつかの成績が報告されている.最近ではplatina製剤を中心に臨床応用の検討が積み重ねられてきた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら