文献詳細
連載 知っていると役立つ婦人科病理・55
文献概要
症例 : 70歳,女性
3か月前より不正性器出血があり,当院外来を受診し,子宮内膜細胞診および組織診にてendometrioid adenocarcinomaと診断された.このため,子宮全摘術および両側付属器切除術が施行された.Fig 1,2はその切除材料の右卵管に偶然認められた病変の組織像(HE染色)である.なお,子宮ではendometrioid adenocarcinomaとadenomyosisが認められた.
1.Fig 1,2から考えられる病理診断は何か.
2.鑑別すべき疾患は何か.
3か月前より不正性器出血があり,当院外来を受診し,子宮内膜細胞診および組織診にてendometrioid adenocarcinomaと診断された.このため,子宮全摘術および両側付属器切除術が施行された.Fig 1,2はその切除材料の右卵管に偶然認められた病変の組織像(HE染色)である.なお,子宮ではendometrioid adenocarcinomaとadenomyosisが認められた.
1.Fig 1,2から考えられる病理診断は何か.
2.鑑別すべき疾患は何か.
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