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連載 知っていると役立つ婦人科病理・56
What is your diagnosis ?
著者: 清水道生1 小川史洋1 清水禎彦1
所属機関: 1埼玉医科大学病理学教室
ページ範囲:P.239 - P.241
文献購入ページに移動思春期早発症がみられ,精査を行ったところ腹部に腫瘤が認められ,左卵巣腫瘍の診断のもとに切除術が行われた.摘出標本では,腫瘍の直径が12 cmで,割面では大部分が充実性で,散在性に嚢胞性の部分が認められた.Fig 1~2はその腫瘍の代表的な組織像(HE染色)である.病理診断は何か.
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