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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科58巻3号

2004年03月発行

文献概要

連載 Estrogen Series 60

「エストロゲン+プロゲステロンが乳癌およびマンモグラフィに及ぼす影響について」──WHI研究の詳細分析

著者: 矢沢珪二郎1

所属機関: 1ハワイ大学

ページ範囲:P.324 - P.325

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 今回ご紹介するのは先回と先先回に引き続き,WHIの結果をさらに詳細に分析しようとしたものである.この論文は,エストロゲン+プロゲステロン(ここではE+Pと略す)と乳癌およびマンモグラフィ所見との関連をみようとしたものである.対象はWHIにおけるものと同一で,50~79歳の健康な更年期後の女性16,000人に対し,E+Pとプラセボの使用とにランダムに分け,平均5.6年フォローした.これらの女性は毎年乳房検診とマンモグラフィを行った.

〔結 果〕

乳癌の発生率

 乳癌の発生はE+P使用者に,明確に,有意差を持って増加していた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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