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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科58巻4号

2004年04月発行

今月の臨床 無痛分娩・和痛分娩ガイダンス

I.無痛分娩の概要 全身麻酔について

7.吸入麻酔の方法および利点と欠点について教えて下さい.

著者: 花崎元彦1 中塚秀輝1

所属機関: 1岡山大学医学部・歯学部附属病院麻酔科蘇生科

ページ範囲:P.374 - P.375

文献概要

1 はじめに

 吸入麻酔による無痛分娩の歴史は古く,1847年にはSimpsonがクロロホルム吸入を行っている.さらに1853年,SnowがVictoria女王の無痛分娩にクロロホルムを使用したことで広く普及した.しかし現在の無痛分娩の主流は硬膜外麻酔であり,吸入麻酔による無痛分娩もまた,静脈麻酔による無痛分娩と同様に,さまざまな理由により硬膜外麻酔が行えない場合に適応となる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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