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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科58巻4号

2004年04月発行

今月の臨床 無痛分娩・和痛分娩ガイダンス

I.無痛分娩の概要 局所麻酔について

8.神経ブロックの方法および利点と欠点について教えて下さい.

著者: 佐藤哲文1 中塚秀輝1

所属機関: 1岡山大学医学部・歯学部附属病院麻酔科蘇生科

ページ範囲:P.376 - P.377

文献概要

1 はじめに

 分娩時の鎮痛法としては,(1)十分な鎮痛が得られる,(2)母体の意識が保たれ出産に積極的に参加できる,(3)新生児への影響がない,(4)分娩の進行に影響しない,ことが望ましい.この理想に最も近い鎮痛法として硬膜外鎮痛法が多くの施設で選択されている.しかし硬膜外麻酔が禁忌となる疾患を合併している場合や,硬膜外麻酔のみでは鎮痛効果が不十分な場合には,そのほかの神経ブロックが選択される.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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