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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科58巻4号

2004年04月発行

文献概要

今月の臨床 無痛分娩・和痛分娩ガイダンス II.硬膜外麻酔分娩の概要 硬膜外麻酔の管理

26.大学病院ではどうしていますか.

著者: 天野完1

所属機関: 1北里大学医学部産婦人科

ページ範囲:P.420 - P.421

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1 誰が施行しているか

 北里大学では入局後2年間の研修医,3年間の病棟医としてのトレーニング期間は3月ごとに婦人科病棟,産科病棟,家族計画外来をローテートすることを原則としている(2004年からスーパーローテートが導入される).その間にNICU,麻酔科をそれぞれ3か月間ローテートし,5年終了後は研究員(助手)として周産期,婦人科腫瘍,生殖内分泌いずれかの領域で臨床,研究,教育に携わることになる.産科スタッフ(研究員,講師,助教授)には分娩室勤務の担当日が決められ,その日の分娩が終了するまで分娩管理に専従することになり,硬膜外麻酔も原則としてスタッフが実施することになる.現在は週3日のみ麻酔科指導医の分娩室勤務が可能となり,緊急時の対応がスムーズに行える.

 なお,脊髄くも膜下硬膜外併用麻酔(combined spinal epidural analgesia : CSEA)は麻酔科医が実施している.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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