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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科58巻4号

2004年04月発行

今月の臨床 無痛分娩・和痛分娩ガイダンス

III.硬膜麻酔分娩とその影響 硬膜外麻酔分娩の分娩経過に及ぼす影響

39.硬膜外麻酔分娩を行うと鉗子分娩,吸引分娩が増えないのですか.

著者: 松岡謙二1

所属機関: 1松岡産婦人科クリニック

ページ範囲:P.460 - P.461

文献概要

1 はじめに

 分娩は妊娠の終わりだけではなく,育児の始まりでもあり,分娩後は母児ともに元気なスタートをきらなければならない.筆者は「笑顔でお産」をモットーに1988年から硬膜外麻酔(硬麻)による無痛分娩を行ってきたが,近年では当院分娩数の約90%の産婦に硬麻分娩を施行し,安全で楽しいお産を実践している.しかしながら,硬麻分娩をしたことで母児生命のリスクが増加するようでは本法の意義がなくなるので,今回,硬麻分娩が分娩法ならびに周産期予後に影響を及ぼすかどうか評価するために,当院と他施設における通常陣痛下分娩とを比較検討した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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