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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科58巻4号

2004年04月発行

今月の臨床 無痛分娩・和痛分娩ガイダンス

IV.硬膜外麻酔分娩の合併症とその対策 硬膜外麻酔分娩の合併症とその対策

51.硬膜外膿瘍の予防と対処について教えて下さい.

著者: 大島正行1

所属機関: 1日本医科大学附属第二病院麻酔科

ページ範囲:P.492 - P.493

文献概要

1 はじめに

 硬膜外膿瘍は,急性例では症状が激烈で,部位によりいろいろな症状が出現する.最も重篤な合併症の1つで,早期診断と早期治療が肝要である.(1)硬膜外麻酔施行時,(2)薬剤注入時のカテーテル内腔,(3)カテーテル外側周囲,(4)近隣感染巣,(5)他の感染巣からの血行性播種が考えられる.周術期では,予防的抗生物質が作用して硬膜外膿瘍の発生が低い可能性がある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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