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今月の臨床 無痛分娩・和痛分娩ガイダンス IV.硬膜外麻酔分娩の合併症とその対策 硬膜外麻酔分娩の合併症とその対策
51.硬膜外膿瘍の予防と対処について教えて下さい.
著者: 大島正行1
所属機関: 1日本医科大学附属第二病院麻酔科
ページ範囲:P.492 - P.493
文献購入ページに移動1 はじめに
硬膜外膿瘍は,急性例では症状が激烈で,部位によりいろいろな症状が出現する.最も重篤な合併症の1つで,早期診断と早期治療が肝要である.(1)硬膜外麻酔施行時,(2)薬剤注入時のカテーテル内腔,(3)カテーテル外側周囲,(4)近隣感染巣,(5)他の感染巣からの血行性播種が考えられる.周術期では,予防的抗生物質が作用して硬膜外膿瘍の発生が低い可能性がある.
硬膜外膿瘍は,急性例では症状が激烈で,部位によりいろいろな症状が出現する.最も重篤な合併症の1つで,早期診断と早期治療が肝要である.(1)硬膜外麻酔施行時,(2)薬剤注入時のカテーテル内腔,(3)カテーテル外側周囲,(4)近隣感染巣,(5)他の感染巣からの血行性播種が考えられる.周術期では,予防的抗生物質が作用して硬膜外膿瘍の発生が低い可能性がある.
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