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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科58巻4号

2004年04月発行

今月の臨床 無痛分娩・和痛分娩ガイダンス

VII.麻酔に頼らない和痛法 和痛法の理論と実際

83.分娩時におけるアロマセラピーの理論と実際について教えて下さい.

著者: 西島光浩1

所属機関: 1市立加西病院産婦人科

ページ範囲:P.575 - P.577

文献概要

1 はじめに

 当科では,1996年より,妊産婦のみならず癌患者や術後患者に対して,精神的安定や疼痛の緩和を目的として病棟でのアロマセラピーを導入してきた.分娩時の和痛にもアロマセラピーを活用しており,疼痛に対しての極度の不安・緊張が軽減し,「出産をリラックスした状態で乗り切ることができた」と患者からも好評を得ている.また,疼痛に伴う不穏状態から硬膜外麻酔を必要とするような症例が非常に少なくなり,分娩管理のうえでもメリットが多い.

 そこで,当科で行っている分娩時のアロマセラピーの実際について紹介する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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