icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科58巻4号

2004年04月発行

今月の臨床 無痛分娩・和痛分娩ガイダンス

VIII.助産ケアによる和痛 助産ケアにおける和痛―われわれの工夫

87.永井病院における和痛の工夫について教えて下さい.

著者: 永井千穂1

所属機関: 1向仁会永井病院

ページ範囲:P.592 - P.595

文献概要

1 分娩に対する意識の変化

 わが国では,分娩とは本来つらいものであり,陣痛は我慢するのが美徳とされてきた.女性は陣痛を我慢して一人前の母となる,痛いほうがよいのだとさえされることもあった.しかし,近年の意識の変化,少子化による数少ない分娩に対する特別感から,妊娠生活,分娩をいかに快適に過ごすかに注目が集まるようになってきた.

 当院ではこのことに着目し,妊産婦のQOLの向上,分娩時の和痛,産後の育児支援に医療の補助的な存在としてアロマセラピーを取り入れている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら