文献詳細
今月の臨床 Urogynecology
文献概要
はじめに
最近,子宮下垂・脱を含む骨盤内臓器の位置異常と排尿異常に対する関心は非常に高く,欧米では泌尿器婦人科医(urogynecologist)や女性泌尿器科(female urology)という新しい専門分野も確立しつつある.本稿ではそうした最近の趨勢を考慮して,①性器脱評価法の変遷,②外来における骨盤内臓器下垂・脱の評価法(POP─Q法など),③尿道膀胱子宮造影法,④性器脱の自己評価,および手術適応に関して概説したい.
最近,子宮下垂・脱を含む骨盤内臓器の位置異常と排尿異常に対する関心は非常に高く,欧米では泌尿器婦人科医(urogynecologist)や女性泌尿器科(female urology)という新しい専門分野も確立しつつある.本稿ではそうした最近の趨勢を考慮して,①性器脱評価法の変遷,②外来における骨盤内臓器下垂・脱の評価法(POP─Q法など),③尿道膀胱子宮造影法,④性器脱の自己評価,および手術適応に関して概説したい.
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