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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科58巻8号

2004年08月発行

今月の臨床 妊娠中毒症─新しい名称と定義

中毒症の基礎─病因・病態の新知見

3.妊娠中毒症での絨毛細胞の病態変化および絨毛傷害の評価

著者: 関沢明彦1 小出馨子1 岡井崇1

所属機関: 1昭和大学医学部産婦人科

ページ範囲:P.1009 - P.1013

文献概要

はじめに

妊娠中毒症は全妊娠の3~5%に発症する妊娠に特異的な症候群であり,周産期死亡・母体死亡の双方の主要な原因となっている.この疾患の病因については古くからいろいろな研究がなされてきているが,未だその病態には不明な部分が多い.本稿では,胎盤の低酸素環境が中毒症の病態形成のメカニズムのなかでどうかかわっているのか,われわれのデータを中心に紹介する1)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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