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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科58巻8号

2004年08月発行

連載 病院めぐり

鹿児島市立病院

著者: 波多江正紀

ページ範囲:P.1057 - P.1057

文献概要

20床の市立診療所として昭和15年発足した鹿児島市立病院は,現在,鹿児島県の中核病院として17科,670床の総合病院に成長している.昭和50年の五つ子誕生を機に周産期医療の拡充をはかり,昭和53年に周産期医療センターを設置し,県内産婦人科周産期関連急患の85%を収容している.昭和60年には救命救急センターを設置し,現在,救急外来患者は年間6,940人に及んでいる.1日の外来患者数は約1,300人で,平均入院患者数620人,医師数はスタッフ80人,臨床研修および専門研修医がそれぞれ25人,19人,今年から始まった独立型スーパーローテーター10人,さらに大学病院の協力型ローテーターとして4人を受け入れる予定である.

産婦人科関係では,産科36床,婦人科45床,新生児センター80床(うち32床がNICU)の独立した病棟と看護単位を有し,体外受精,顕微授精などの生殖医療も九州において最初の成功を収めてから積極的に行っている.年間外来延べ患者は36,000人で,各部門を産科婦人科の医師が中心に運営している.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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