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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科58巻9号

2004年09月発行

文献概要

今月の臨床 不育症診療─その理論と実践

染色体異常による不育症

著者: 三春範夫1

所属機関: 1広島大学病理周産母子センター

ページ範囲:P.1121 - P.1125

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はじめに

不育症には,習慣流産をはじめ,ごくわずかではあるが反復する中期以降の胎児死亡や生後1週間以内の新生児死亡が含まれている.このうち3回以上流産を繰り返す場合の習慣流産が不育症の大部分を占めており,その原因の1つとして染色体異常が挙げられる.

本稿では,習慣流産でみられる染色体異常,それにかかわる精子,卵子,受精卵の染色体構成や染色体異常発生機序,習慣流産患者へのカウンセリングについて概説する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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