文献詳細
連載 カラーグラフ・知っていると役立つ婦人科病理・66
文献概要
症例 : 70歳,女性.5経妊,3経産
不正出血のため来院.身体所見に異常なし.CA19─9,CA─125,CEAなどの腫瘍マーカーを含め検査データはいずれも正常範囲内であった.MRI検査でも異常所見は見出せなかったが,内膜細胞診でadenocarcinomaと診断され,開腹術が行われた.手術時,子宮,卵巣および右卵管に腫瘍はみられなかったが,左卵管が軽度腫大しており,左付属器切除術を行った.
Fig 1,2は左卵管の組織像(HE染色)である.病理診断は何か.
不正出血のため来院.身体所見に異常なし.CA19─9,CA─125,CEAなどの腫瘍マーカーを含め検査データはいずれも正常範囲内であった.MRI検査でも異常所見は見出せなかったが,内膜細胞診でadenocarcinomaと診断され,開腹術が行われた.手術時,子宮,卵巣および右卵管に腫瘍はみられなかったが,左卵管が軽度腫大しており,左付属器切除術を行った.
Fig 1,2は左卵管の組織像(HE染色)である.病理診断は何か.
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