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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科59巻1号

2005年01月発行

連載 もうひとつの国境なき医師団・7

HIV/AIDSとARV治療

著者: 東梅久子

ページ範囲:P.114 - P.115

文献概要

12月1日は世界エイズデーである.世界で約3,800万人がHIVに感染し,昨年だけで50万人の子どもを含む約300万人が死亡している.現在,600万人を超えるHIV/AIDS患者が抗レトロウイルス剤による治療(antiretroviral treatment : ARV治療)を必要としているが,実際に治療を受けているのは50万人に満たない.

 国境なき医師団とHIV/AIDS

 国境なき医師団は1990年代中ごろから開発途上国においてHIV/AIDSのケアを行っている.2000年には国境なき医師団による最初のARV治療プログラムをタイと南アフリカで開始した.現在,国境なき医師団は27か国で2万3千人を超えるHIV/AIDS患者にARV治療を提供している.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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