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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科59巻11号

2005年11月発行

文献概要

連載 病院めぐり

国立国際医療センター

著者: 箕浦茂樹

所属機関:

ページ範囲:P.1528 - P.1528

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国立国際医療センターは,戦前は陸軍病院,戦後は国立東京第1病院(通称東一)として日本の医学会をリードしてきた.人間ドックという言葉は東一が発祥の地だそうである.また文豪森鷗外が陸軍医学校の校長を務めていたこともあり,森鷗外の執務机が院内ロビーに展示してある.その後,国立病院医療センターと改称し,平成5年には国立中野病院を吸収合併してナショナルセンターとしての国立国際医療センターとなった.

 国立国際医療センターは運営局,病院,国際医療協力局,研究所,看護大学校よりなり,高度先駆的な医療を行う総合医療機関である.総病床数は920床で,小児外科以外全科が揃っている.特に,国際的な対応を必要とする疾患について診断・治療を行うとともに,これらの疾患や医療の分野における国際協力についての調査研究,研修を総合的に行う高度専門医療センターである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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