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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科59巻4号

2005年04月発行

今月の臨床 妊産婦と薬物治療─EBM時代に対応した必須知識

Ⅱ.妊娠中の各種疾患と薬物治療 1.日常的な突発疾患の治療と注意点

[耳・鼻疾患] 副鼻腔炎

著者: 加藤賢朗1

所属機関: 1虎の門病院産婦人科

ページ範囲:P.416 - P.417

文献概要

1 診療の概要

 副鼻腔の感染症である.副鼻腔は顔面,前頭部に4つある.すなわち上顎洞,篩骨洞,前頭洞,蝶形骨洞であるが,最も炎症を起こしやすいのは上顎洞であり,ついで篩骨洞である.また,急性副鼻腔炎と慢性副鼻腔炎に分類される.

 急性副鼻腔炎は急性上気道炎に続発することが多い.感染経路は鼻腔からの逆行性感染が多いが,急性上顎洞炎の場合には虫歯に続発し,歯牙から感染することもある..

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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