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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科59巻4号

2005年04月発行

今月の臨床 妊産婦と薬物治療─EBM時代に対応した必須知識

Ⅱ.妊娠中の各種疾患と薬物治療 1.日常的な突発疾患の治療と注意点

[そのほか] 乳房痛

著者: 今西由紀夫1

所属機関: 1関東中央病院産婦人科

ページ範囲:P.492 - P.493

文献概要

1 診療の概要

 産褥期の乳房に関するトラブルは数多く,乳房痛,乳房腫瘍,乳汁分泌などについての解説はかなり詳しく論じられているが,妊娠中の同様のトラブルも実は少なくない.

 乳房痛と乳房腫瘤感は,妊娠中の乳房に関する二大症状といえる.このどちらも生理的な変化として捉えられることが多く,乳癌を代表とする重大な疾患の見逃しにつながりやすい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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