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連載 Estrogen Series 63
WHI発表後のエストロゲンの使用状況
著者: 矢沢珪二郎1
所属機関: 1ハワイ大学
ページ範囲:P.665 - P.665
文献購入ページに移動WHI(Women's Health Initiative)によるエストロゲン療法(estrogen therapy : ETと略す),およびエストロゲン+プロゲステロン療法(hormone therapy : HTと略す)に伴う血栓症などの合併症の軽度な増加は,すでに女性ホルモンを使用している女性たちにどのような影響与えたであろうか.
ここに紹介する研究者たちは,WHI発表の2年前から発表の5か月後までの期間(これは暦のうえでは1999年9月1日より2002年の6月31日に至る期間に当たる)における女性ホルモンの使用状況を調べた.対象は40~80歳までの169,586人で,女性ホルモンを使用しているものと使用していないものとの混合の人口である.HTおよびETの使用状況は薬局における処方箋により追跡した.これらの患者はすべて5か所のHMOに属しており,追跡は実質的に100%可能であった.
ここに紹介する研究者たちは,WHI発表の2年前から発表の5か月後までの期間(これは暦のうえでは1999年9月1日より2002年の6月31日に至る期間に当たる)における女性ホルモンの使用状況を調べた.対象は40~80歳までの169,586人で,女性ホルモンを使用しているものと使用していないものとの混合の人口である.HTおよびETの使用状況は薬局における処方箋により追跡した.これらの患者はすべて5か所のHMOに属しており,追跡は実質的に100%可能であった.
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