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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科59巻5号

2005年05月発行

今月の臨床 安全な婦人科手術をめざして

子宮の手術

腟式単純子宮全摘術

著者: 工藤隆一1 東口篤司1 高階俊光1

所属機関: 1国家公務員共済組合連合会斗南病院産婦人科

ページ範囲:P.703 - P.705

文献概要

はじめに

 手術はすべて安全性を念頭に置いて実施されなければならない.腟式手術は腹式と比較して視野が狭く,手術操作が制限されることから安全性が腹式より劣ると誤解される傾向にある.しかし手術操作の要点に注意すれば安全で低侵襲性の手術術式である.本稿では手術操作の各進行過程で安全性のうえから重要と考えている事項について筆者らの考えを述べたい.

参考文献

1) 工藤隆一,寒河江悟,早川 修,他 : 腟式手術の基本操作と実際.産婦治療74 : 642─651, 1997
2) Kudo R, Sagae S, Itoh E, et al : A Report on More than10,000 Vaginal Hysterectomies Performed Without Ligation of the Paracervical Ligaments. J Obstet Gynaecol Res 26 : 395─399, 2000

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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