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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科59巻7号

2005年07月発行

文献概要

連載 イラストレイテッド産婦人科小手術・1

―【麻酔と切開】―小手術時の麻酔法

著者: 大島正行1

所属機関: 1日本医科大学附属第二病院麻酔科

ページ範囲:P.1036 - P.1039

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1 はじめに

 産婦人科の小手術の対象となる患者は,一般的に年齢が若く,麻酔管理上問題となる合併症を有していることが比較的少ない.しかしながら,たとえ小手術であっても麻酔に関連する重篤な合併症の発生頻度は低くない.本稿では,産婦人科小手術の麻酔法の実際を述べる.

 1. 術前評価

 1) 問 診

 手術が決定したら十分な問診が必要であり,その際に薬物アレルギーや出血凝固異常の有無を確認する.さらに喘息,高血圧などの内科的既往歴,現在の常用薬,過去の麻酔歴について詳しく聴取する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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