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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科6巻1号

1952年01月発行

診療室

機能性出血の治療について

著者: 河原節1 井上禮子1

所属機関: 1東邦醫科大學産婦人科教室

ページ範囲:P.30 - P.34

文献概要

〔1〕 機能性出血に對する從來の治療法
 癌,筋腫或は等の糜爛器質的所見を缺く性出血を一般に機能出血 funktionierende Blutung,functional uterine bleedingと稱し,この中には所謂出血性メト・パチ門を始めとして,その他卵巣機能障碍(不全叉は低下)等として,呼ばれているものが含まれており,出血が失血を來し患者の生命を危險ならしめる樣な烈しいものでなくても,精神的の苦悩を患者に與え患者はその止血を希望し醫師を訪問する。從つて可及的速に止血の目的を達する樣にしなくてはならない。
 止血療法として從來より次の如き方法が實施されて來た。叉,現在も尚實施しているものも多い。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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