文献詳細
原著
文献概要
緒言
結核の化學療法は現代の寵児であるが,性器結核への應用は專らStreptomycin (以下S.Mと略す)による報告が多く,PASによるもの及びTBIによるものは現在迄殆んどない。先に教室の貴家,品川,山口は性器結核の化學療法について,産婦人科の世界及び昭和27年度日婦會總會に於て發表したが,我々はその中TBI治療のその後の使用例及び成績を集計したので之を報告する。
結核の化學療法は現代の寵児であるが,性器結核への應用は專らStreptomycin (以下S.Mと略す)による報告が多く,PASによるもの及びTBIによるものは現在迄殆んどない。先に教室の貴家,品川,山口は性器結核の化學療法について,産婦人科の世界及び昭和27年度日婦會總會に於て發表したが,我々はその中TBI治療のその後の使用例及び成績を集計したので之を報告する。
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