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濟生會神奈川縣病院に於て昭和26年9月より子宮癌篩別検診に着手した。その方法は婦人科外來を訪れた30歳以上の婦人及び30歳以下の婦人でも肉眼的に子宮腟部に著明なる糜爛を認めたるものに對しPapanicolau氏に始る擦過塗抹標本を作成した。
即ち子宮外口部の特に圓柱扁平上皮境界線を中心とし,金屬ヘラを以て擦過塗抹し,エーテル,アルコールにて固定後,ハリスのヘマトキシリンヱオヂンの重染色を行つて検鏡した。
即ち子宮外口部の特に圓柱扁平上皮境界線を中心とし,金屬ヘラを以て擦過塗抹し,エーテル,アルコールにて固定後,ハリスのヘマトキシリンヱオヂンの重染色を行つて検鏡した。
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