icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科6巻12号

1952年12月発行

特集 避妊と不妊

避妊の理論と実際

男子のレントゲン去勢

著者: 加藤俊男1

所属機関: 1慶大放射線科

ページ範囲:P.691 - P.692

文献概要

 醫學書院より與えられた題名はCastrationであるが,現行法規に從えば,これはSterilizationを主としたものと解す可きと思う,醫師であるからとて自己判斷で勝手にCastrationを行う事は許されない。
 「法的根據」昭和23年7月13日の法律第156號,優生保護法及び24年5月同6月26年6月の改成法律154號,216號,174號等に依れば,第1章第2條の「定義」の中に(この法律で優生手術とは,生殖腺を除去する事なしに,生殖を不能にする……)と,又第28條には(何人もこの法律の規定による場合の外,故なく,生殖を不能にすることを目的として手術,又はレントゲン照射を行つてはならぬ……)と定められている。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら