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症例研究
子宮峽部筋腫と妊娠
著者: 柳原敏雄1
所属機関: 1愛媛縣立三島病院
ページ範囲:P.724 - P.726
文献購入ページに移動緒言
子宮筋腫は大部分が體部筋腫であり,頸筋腫は4〜5%にすぎぬ。本例は右傍子宮結締織内に發育せる腫瘍にして,妊娠2ヵ月兼右廣靱帶内腫瘤又は右側充實性卵巣腫瘤の疑いの下に開腹,三林氏の云われる子宮峡部筋腫であつたので,寫眞と共に報告をなし,併せて妊娠との關連に一私見を述べてみたいと思う。
子宮筋腫は大部分が體部筋腫であり,頸筋腫は4〜5%にすぎぬ。本例は右傍子宮結締織内に發育せる腫瘍にして,妊娠2ヵ月兼右廣靱帶内腫瘤又は右側充實性卵巣腫瘤の疑いの下に開腹,三林氏の云われる子宮峡部筋腫であつたので,寫眞と共に報告をなし,併せて妊娠との關連に一私見を述べてみたいと思う。
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