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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科6巻2号

1952年02月発行

綜説

Mainini妊娠反應の本態

著者: 古賀康八郞1 吉田雄三1

所属機関: 1弘前醫科大學産婦人科學教室

ページ範囲:P.49 - P.51

文献概要

緒言
 1847年Carloz Galli Mainini が雄蟇(Bufo a—renarum Hensel)に妊婦尿を注射して数時間後こその尿中に多数の精子を排泄することを妊娠反應に應用して以來各地に棲む種々の兩棲類無尾目動物によつて追試され,迅速,確實,簡易であり,性腺刺戟ホルモンの定量も出來るので我國でも廣く應用される様になつた。
 本反應の本態についてMaininiは妊婦尿中に存する性腺刺戟ホルモンが蟇睾丸に作用して精子の増殖を來すことにょると簡單に説明している外詳細な報告を見ない。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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