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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科6巻3号

1952年03月発行

速報

Choriogonadotropinの生物學的單位と國際單位との關係についての研究

著者: 藤井久四郎1 松井輝雄1 渡邊邦緒1

所属機関: 1東京醫科齒科大學醫學部産婦人科學教室

ページ範囲:P.126 - P.129

文献概要

 ここにいうChoriogonadotropinはChorionicGonadotrophin, A P L-hormone, Sog.Vorder-lappen-hormonなどと同じホルモンを意味しておる。すなわちヒトの胎盤絨毛で産生され,尿中に排泄されて妊娠尿中に含まれる性腺刺戟ホルモンのことである。
 Choriogonadotropinは下垂體前葉のGonado-tropinとちがい一定の製法によりおよそ一定の精製物質がえられるので1939年國際單位(Interna-tional Unit)がきめられた。すなわち,HealthOrganization of the League of Nationsの協定により,LondonのNational Institute forMedical Researchに保存されている標準物質0.1mg (100μg)のあらわす特異性性腺刺戟作用を1 International Unit(I U.)とする。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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