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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科6巻7号

1952年07月発行

文献概要

原著

胞状奇胎の統計的觀察

著者: 河田英夫1 河田謙二1

所属機関: 1岡山大學醫學部産婦人科學教室

ページ範囲:P.285 - P.288

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第1章 緒言
 胞状奇胎はそれ自體が妊婦を危地に陥れる惡質の疾患であるが,又續いて惡性絨毛上皮腫を發生して危險を倍加するので,一刻も早く確實に診斷し,適切な虚置を講ぜねばならない。最近内分泌學の進歩により,比較的容易に上記の悩みが解決される様になり,豫後は著しく向上しつゝある。
 次に我教室に於て,昭和9年より昭和25年に至る(1934〜1950)満17年間に經験した56例の胞状奇胎に就いて臨床的観察を總括し,諸氏の批判を仰ぎたい。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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