文献詳細
原著
文献概要
緒言
子宮内容除去術時の疼痛の殆どは頸管擴張時であり,この疼痛除去は常に施術者の念頭を去らないところであるに不拘,現在行われている種々な麻醉法は何れも一長一短あり理想的方法は未だ見出されていないと云つても過言でない状況である。從つて患者の忍耐によつては無麻醉にて施術は可能であり,我が教室では久しく無麻醉にて施行していたのであるが,我々は今回新しく興和化學より提供されたAdaponを應用し相當見るべき成績を得たのて茲に報告する。
子宮内容除去術時の疼痛の殆どは頸管擴張時であり,この疼痛除去は常に施術者の念頭を去らないところであるに不拘,現在行われている種々な麻醉法は何れも一長一短あり理想的方法は未だ見出されていないと云つても過言でない状況である。從つて患者の忍耐によつては無麻醉にて施術は可能であり,我が教室では久しく無麻醉にて施行していたのであるが,我々は今回新しく興和化學より提供されたAdaponを應用し相當見るべき成績を得たのて茲に報告する。
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