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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科6巻8号

1952年08月発行

原著

Adaponによる子宮内容除去術時疼痛除去實験成績

著者: 渡邊金三郞1 吉川康1

所属機関: 1名古屋大學醫學部附属病院分院産婦人科

ページ範囲:P.345 - P.347

文献概要

緒言
 子宮内容除去術時の疼痛の殆どは頸管擴張時であり,この疼痛除去は常に施術者の念頭を去らないところであるに不拘,現在行われている種々な麻醉法は何れも一長一短あり理想的方法は未だ見出されていないと云つても過言でない状況である。從つて患者の忍耐によつては無麻醉にて施術は可能であり,我が教室では久しく無麻醉にて施行していたのであるが,我々は今回新しく興和化學より提供されたAdaponを應用し相當見るべき成績を得たのて茲に報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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