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文献概要
今月の臨床 ART 2006 ARTの健全な発展のために
ARTにおけるエンブリオロジストの役割
著者: 荒木康久1
所属機関: 1高度生殖医療技術研究所
ページ範囲:P.37 - P.39
文献購入ページに移動はじめに
不妊治療の現場,特に生殖補助医療(ART)にかかわるラボ業務を主体として働いているのがエンブリオロジストである.しかし,「エンブリオロジスト」という言葉もここ数年に定着したばかりであり,その実情はあまり理解されていないのが現状である.本稿では,エンブリオロジストの背景と役割を簡単に述べたい.
不妊治療の現場,特に生殖補助医療(ART)にかかわるラボ業務を主体として働いているのがエンブリオロジストである.しかし,「エンブリオロジスト」という言葉もここ数年に定着したばかりであり,その実情はあまり理解されていないのが現状である.本稿では,エンブリオロジストの背景と役割を簡単に述べたい.
参考文献
1)体外受精,胚移植に関する見解.日産婦誌57 : 1368─1370, 2005
2)ヒト精子・卵子・受精卵を取り扱う研究に関する見解.日産婦誌57 : 1379─1381, 2005
3)ヒト胚および卵の凍結保存と移植に関する見解.日産婦誌57 : 1390─1392, 2005
4)顕微授精法の臨床実施に関する見解.日産婦誌57 : 1394─1396, 2005
5)荒木康久 : エンブリオロジストの役割と資格.ARTマニュアル,長井書店(印刷中),2005
6)荒木康久 : エンブリオロジスト10年の歩み.日本臨床エンブリオロジスト学会10周年記念大会,講演資料,2005
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