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雑誌目次

雑誌文献

臨床婦人科産科60巻10号

2006年10月発行

雑誌目次

今月の臨床 妊娠中の偶発症候─産科医のプライマリケア

妊娠中の偶発合併症―診断と管理の基本

著者: 水上尚典

ページ範囲:P.1258 - P.1261

はじめに

 妊娠中の偶発合併症は生殖可能年齢婦人に起こりうる疾患の数とほぼ同数,またヒトに起こりうるすべての事故の種類数だけあり概説することは困難である.妊娠中の偶発合併症の診断・治療に際して注意しなくてはならないことは以下の通りである.

(1)血液検査所見は非妊時の正常範囲を当てはめることができないものがある.当該妊婦の妊娠週数の正常範囲を考慮する必要がある.

(2)子宮の増大により腹部臓器の解剖的位置関係に変化が生じている可能性がある.

(3)非妊時に比して感染しやすくなっている可能性がある.

(4)非妊時に比してhypovolemiaに気づかれにくい可能性がある.

(5)母と児の命,二者択一の場合は母体生命を優先する.

(6)薬剤による治療時には児への影響を考慮する.

(7)外科手術の際は児への影響を考慮して適切な時期を模索する.

(8)合併症によっては早期の児娩出を考慮する.

(9)腹部打撲の可能性がある外傷においては胎盤早期剥離が数時間後に起こってくる可能性があるので,受傷後数時間のCTGモニターが望ましい.

 本稿では,妊娠中に発見された偶発合併症により手術が必要となった場合の影響,妊娠中の外傷の影響,妊婦交通事故後の注意についてのみ記載する.

症候への産科プライマリケア

1. 発 熱

著者: 松田秀雄

ページ範囲:P.1263 - P.1267

はじめに

 高熱を主訴とする妊婦を診察する際には,まず「発熱」なのか「高体温」なのかを明らかにする必要がある.そして発熱ならば,(1)妊娠の有無にかかわらず高熱をきたしうる疾患に妊娠中に罹患した可能性(高熱からときに重大な合併症が発見されることがある),(2)妊娠に伴う免疫能の変化に由来する症候である可能性(特にウイルス性の熱性疾患は妊娠中に典型的な経過をとらないことがある),(3)妊娠による生理学的・解剖学的変化によって惹起されやすい疾患の可能性(妊娠中に特有の呼吸器系・尿路系の疾患が存在する),を注意深く考慮することが求められる.また,治療に際しては,胎児に対する影響を考慮することはもちろん,妊娠中の罹患により母体が重篤な転帰をとりかねない疾患に対しては迅速な対応が求められることも留意すべきである.

2. 頭痛・めまい

著者: 竹田善治 ,   安達知子

ページ範囲:P.1268 - P.1271

頭 痛
 頭痛には脳腫瘍,くも膜下出血,髄膜炎など器質的疾患により画像診断などが可能で早急な治療が必要となる二次性頭痛と,片頭痛,緊張型頭痛,群発頭痛などのように,器質的疾患のない一次性頭痛とに大きく分けられる.ほとんどの頭痛は脳に器質的な障害を残さない一次性頭痛であるが,頭痛の訴えがあった場合,まず生命の危険性の高い二次性頭痛の可能性を除外したうえで,詳細な問診により一次性頭痛を診断していく.二次性頭痛を疑うポイントとして,いつもと違う頭痛,今まで経験したことのない頭痛,進行性に悪くなってくる頭痛,初発できわめて激しい頭痛,突然の頭痛,発熱や発疹,項部硬直を伴う頭痛,麻痺や視力・視野異常,意識の変容や痙攣など神経症候を伴う頭痛,全身性疾患の既往,40歳以降の初発頭痛などが指摘されている1)

3. 咳嗽・喀痰

著者: 髙木耕一郎 ,   佐藤真之介 ,   真井英臣 ,   倉田章子 ,   村岡光恵

ページ範囲:P.1273 - P.1275

妊娠と症候との関連性

 咳は気道の副交感神経が分布している部分に刺激が加わった場合に起こる.咳を生ずる刺激を受けやすい部分には,気管分岐部,喉頭など,呼吸に伴う気流による刺激を受けやすい部分とされている.気道以外にも髄膜,鼓膜,外耳道の疾患でも副交感神経刺激により咳を伴うことがある.妊娠が呼吸器系に及ぼす影響には,妊娠子宮による横隔膜の挙上,胸郭横径の増大,動脈血二酸化炭素分圧の低下などが挙げられるが,肺活量,呼吸数などにはほとんど変化がないとされている.咳・喀痰との関連で重要なことは,妊娠により正常妊婦でも呼吸困難を訴えることであろう.程度の軽いものも含めると,呼吸困難の訴えは7割にも及ぶといわれている.その原因は妊娠に伴うプロゲステロンの増加が呼吸中枢を刺激するためと考えられている.咳・喀痰の随伴症状として,呼吸困難の有無は重要であるが,生理的な呼吸困難である可能性を念頭に置いておく必要がある.

4. 胸痛・背部痛

著者: 遠藤紫穂 ,   池田智明

ページ範囲:P.1276 - P.1279

はじめに : 妊娠と症候との関連性

 妊娠中に胸痛や背部痛を主症状して発症する疾患には,生命を脅かす疾患が含まれている.例えば,平成8年度厚生省心身障害研究「妊産婦死亡の防止に関する研究」(主任研究者 : 武田佳彦)による1),平成3~4年の2年間にわが国で死亡した320例の妊産婦死亡の原因のなかで,肺塞栓症,羊水塞栓症の直接産科的死亡24例,心血管系疾患と呼吸器疾患の間接産科的死亡10例が胸背部痛を主症状とした.このような,緊急性を有する疾患を疑い,可能性のある場合には,高次施設へ紹介することが必要である.

 しかし,ほとんどの胸痛を訴える妊産婦は,生命の危険がないものである.Klinkmanら2)は,胸痛を主訴に救急外来を受診した399例の原因を解析したMIRNET研究を行った.その結果,不安定狭心症と心筋梗塞など,緊急性を持つ患者は全体の1.5%とわずかであり,そのほかは生命の危険がないものであった.そのうち,肋軟骨炎を含む筋・骨格系疾患が最も多く36%,その次に逆流性食道炎が13.4%,安定狭心症は10.5%であった.その他,心因性8%,肺疾患5%,その他不明16%と続いた.この研究は,妊婦を扱ったものではないため,妊産婦のみを対象とした場合,その頻度は変わってくるであろう.例えば,妊娠に多い逆流性食道炎などによる胸痛の比率が増加してくることが考えられる.しかし,妊産婦といえども,胸背部痛を訴える患者を,「マイナートラブル」と片付けずに,常に心筋梗塞,肺塞栓,大動脈解離および緊張性気胸などの生命を脅かす,緊急性のある疾患を除外する態度が必要である.

5. 動悸・息切れ

著者: 永山祥代 ,   堀大蔵

ページ範囲:P.1281 - P.1283

はじめに

 動悸は心臓の拍動を感知することと定義される不快な自覚症状の総称であり,息切れ(呼吸困難)は,換気量の増大に伴う不快な換気努力と定義される.妊婦でこのような症状を訴えることは,臨床の場では珍しくない.そのほとんどの場合が妊娠に伴う生理的変化による症状であり,特に治療を要さないことが多い.しかし,心臓,呼吸器,内分泌疾患などの生命を脅かすような重篤な疾患が潜んでいることもあり,適切な検査・対応が必要である.

6. 悪心・嘔吐

著者: 関博之

ページ範囲:P.1286 - P.1289

はじめに

 妊娠中の悪心・嘔吐は妊婦の50~80%にみられ1),通常この状態をつわりという.厳格な定義ではないが,つわりのうち数%は重症化し,電解質や酸─塩基平衡の異常,体重減少,ケトーシスや肝,腎,神経系の臓器障害をきたしたものを(重症)妊娠悪阻と呼ぶ.つわりは妊娠5週くらいから発症し,妊娠16~20週ごろまでに軽快する.しかし,稀ではあるが妊娠後期まで悪心・嘔吐などの症状が持続する場合があり,この場合ほかの疾患との鑑別が必要となる.悪心・嘔吐の原因を表12)に示す.表1に示す疾患のなかで,化学療法や放射線療法による悪心・嘔吐,心因性の悪心・嘔吐などの鑑別は比較的容易であるが,そのほかのものはつわりないし妊娠悪阻との鑑別が必要となる.

7. 腹 痛

著者: 下平和久 ,   岡井崇

ページ範囲:P.1290 - P.1293

はじめに

 一般救急外来での女性の腹痛の鑑別で,妊娠とその関連疾患はきわめて重要な位置を占める.また,妊婦の救急受診で,腹痛は最も多い主訴の1つである.一般の女性腹痛患者を診察する場合,妊娠および妊娠関連疾患を見落とさないよう注意しなければならないのと同様,妊婦の腹痛を診る場合,妊娠以外の疾患も念頭に置いて慎重に診察を行わなければならない.このためには,漫然とした診察ではなく,一定の手順にしたがったシステマチックな診察の流れが重要である.本稿では,妊婦の腹痛について概説する.

8. 腰痛・股関節痛

著者: 鈴木真

ページ範囲:P.1296 - P.1299

はじめに

 妊娠中には体重の増加やホルモン環境の変化といった身体的,生理学的変化が起きる.これらの変化は妊娠維持や分娩を順調に進めるのために必要なことである.しかし,それらの変化は腰痛や股関節痛などの原因となることがある.腰痛は妊娠中に起こるマイナートラブルの1つであり,約70%の妊婦に認められる.

9. 発疹・掻痒

著者: 小澤由佳 ,   上原茂樹

ページ範囲:P.1300 - P.1303

妊娠と症候との関連性

 妊娠中に生じる皮膚変化は高頻度にみられる.ほとんどの妊婦にみられるような正常な皮膚変化の程度が増強したものや,妊娠とは関連のない皮膚病変,妊娠と関連して発症するものなどさまざまである.発疹・掻痒を伴う妊娠時にしかみられない特異的病変(直接デルマドローム)には掻痒症,妊娠性痒疹,pruritic urticarial papules and plaques of pregnancy(PUPPP)などがある.妊娠によって併発または増悪しやすい非特異的病変(間接デルマドローム)としては,ウイルス感染症,薬物アレルギー,蕁麻疹,アトピー性皮膚炎,接触性皮膚炎などがある1, 2)

マイナートラブルへの対応

著者: 島田信宏

ページ範囲:P.1305 - P.1307

不 眠

 妊娠してからよく寝付かれない,よく眠れない,寝てもすぐ目が覚めてしまうといういわゆる不眠に対する訴えはわれわれ診療側がよく耳にする.

 妊娠初期の妊娠悪阻,つわりの時期に訴える不眠対策は,悪阻症状を治療で少しでも改善するのが根本的問題であるが,意外と有効な指導の1つに,気持ちが悪く寝付かれないときにアイスキューブのような氷のひとかけらを口に入れてしゃぶるという方法がある.吐気も落ち着いて眠りにつけるという症例が多いので試してみるとよい.

連載 産婦人科エコー 何を考えるか?・9

胎児大横径計測値が過大なとき

著者: 竹内久彌

ページ範囲:P.1253 - P.1256

 妊娠34週での妊娠末期超音波スクリーニングにおいて胎児頭部の大横径(BPD)が98 mm(+4.0SD)と異常に大きく計測されたとして,直ちに精検を求められた症例である.

 胎児の脳は妊娠全期間を通して安定した発育を示すため,その大きさの計測値を胎児発育の指標として用いることが行われている.しかも,脳の大きさはBPDという単純な一次元的計測値でも比較的よく表現されるので,計測の容易さもあってBPDは産科臨床に頻用されている.したがって,産科医はBPDが異常に大きく計測された場合など,胎児発育の指標としての利用法を熟知していなければならない.そこで,今回はBPDが過大に計測されたときの対応について考えてみることにした.

教訓的症例から学ぶ産婦人科診療のピットフォール・14

子宮頸部筋腫合併妊婦の帝王切開時の子宮頸部裂傷の2例

著者: 森崎伸之

ページ範囲:P.1309 - P.1311

症例(1)

患 者 : 30歳,1経妊・0経産

最終月経は1995年9月上旬で妊娠成立,初診時より腹部超音波で直径約10cmの子宮筋腫核を合併していた.以後,当科で妊婦定期健診を施行した.妊娠後期の子宮筋腫核と胎児の位置関係は図1のようになっており,妊娠37週に子宮頸部筋腫合併妊娠で経腟分娩不可と診断し,予定帝王切開分娩とした.

イラストレイテッド産婦人科小手術12 婦人科小手術

子宮頸部円錐切除術

著者: 有吉和也 ,   齋藤俊章 ,   塚本直樹

ページ範囲:P.1315 - P.1317

[1] はじめに

 近年,子宮癌検診の普及に伴って前癌病変や初期癌の割合が増加している.また,初交年齢の若年化,晩婚化や高齢出産の増加とともに,挙児希望者の子宮頸部初期病変の罹患率が上昇している.子宮頸部異形成や上皮内癌においてレーザー蒸散術や円錐切除術などの子宮温存治療が広く普及しているが,子宮頸部初期癌においても妊孕性温存を希望する症例を経験することが少なくない.本稿では子宮頸部病変に対する子宮温存手術である子宮頸部円錐切除術と,頸管および体部内膜の部位別掻爬術の手技とその要点について述べる.

病院めぐり

天使病院

著者: 藤本征一郎

ページ範囲:P.1318 - P.1318

 医療法人社団カレスアライアンス・天使病院は札幌市東区にあり,プラタナス並木に囲まれた病院です.

 明治41年に,ローマの「マリアの宣教者フランシスコ修道会」より7名のシスター(看護師)が来札し,布教と病む人々・貧しい人々への福祉のために愛と奉仕の心で活動を開始し,明治44年9月15日に内科医療施設として天使病院(洋式病床25床,細川豊作院長)を現在地に開設しました.大正2年に外科診療が開始され,病院周囲には多くのプラタナスが植樹されました.大正13年には,看護師養成講座を開講し,昭和22年の天使女子厚生専門学校(現在の天使大学の前身)の開設の基礎を創りました.昭和8年に,耳鼻咽喉科,昭和13年に産婦人科が開設され,136床の病院に発展しました.平成15年7月に,聖母会から医療法人社団カレスアライアンスに事業が継承され,今日に至っています.

国際医療福祉大学附属―熱海病院

著者: 林雅敏

ページ範囲:P.1319 - P.1319

 国際医療福祉大学附属熱海病院はJR熱海駅から徒歩10分の相模湾岸に位置し,病院の窓から眺めますと,青い相模湾と緑の初島,遥かかなたの伊豆大島が視界に入ります.本大学病院は昨年7月に旧病院の隣接地に地上8階,地下2階の全棟が新築されました.高木邦格理事長の慧眼により多くの木製家具が配置され,窓外の相模湾の風光とともに別世界のリゾートホテルを思わせます.熱海市は空気が澄み,温暖な気候であるうえに,病室のある各フロアで病院敷地内から湧き出る温泉が利用できます.診療に当たる医師にとっても,受診する患者さんにとっても,この上ない環境と申せましょう.

 本大学はその立地から,熱海市を中心とした静岡県東伊豆地域と湯河原町を中心とした神奈川県西端の地域,およびその近隣市町村のセンター病院として人々の健康管理を担っています.

もうひとつのインドネシア―セックスワーカーを通してみたリプロダクティブヘルス・1

世界における妊産婦死亡と人工妊娠中絶

著者: 東梅久子

ページ範囲:P.1322 - P.1323

リプロダクティブ・ヘルスと妊産婦死亡

 世界人口白書1)によると世界で年間50万人以上の妊産婦が死亡し,800万人以上が妊娠に関連した疾患に苦しんでいる.妊産婦死亡は1分に1人,妊娠に関連した疾患は1分に20人.この数字がここ数十年ほとんど改善していないことは,リプロダクティブ・ヘルスが貧困,ジェンダーの不平等などと関連して多くの課題を抱えていることを示している.妊産婦死亡の99%は開発途上国の女性であり,ほぼ95%をアフリカとアジアが占める.日本の妊産婦死亡が出生10万対4.3であるのに対して,シエラレオネ2,300,アフガニスタン1,900,ラオス650,インド540である2)

基本情報

臨床婦人科産科

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1294

印刷版ISSN 0386-9865

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69巻10号(2015年10月発行)

今月の臨床 婦人科疾患の妊娠・産褥期マネジメント

69巻9号(2015年9月発行)

今月の臨床 がん妊孕性温存治療の適応と注意点─腫瘍学と生殖医学の接点

69巻8号(2015年8月発行)

今月の臨床 体外受精治療の行方─問題点と将来展望

69巻7号(2015年7月発行)

今月の臨床 専攻医必読─基礎から学ぶ周産期超音波診断のポイント

69巻6号(2015年6月発行)

今月の臨床 産婦人科医必読─乳がん予防と検診Up to date

69巻5号(2015年5月発行)

今月の臨床 月経異常・不妊症の診断力を磨く

69巻4号(2015年4月発行)

増刊号 妊婦健診のすべて─週数別・大事なことを見逃さないためのチェックポイント

69巻3号(2015年4月発行)

今月の臨床 早産の予知・予防の新たな展開

69巻2号(2015年3月発行)

今月の臨床 総合診療における産婦人科医の役割─あらゆるライフステージにある女性へのヘルスケア

69巻1号(2015年1月発行)

今月の臨床 ゲノム時代の婦人科がん診療を展望する─がんの個性に応じたpersonalizationへの道

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