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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科60巻12号

2006年12月発行

連載 病院めぐり

―愛知県厚生連―昭和病院

著者: 池内政弘1

所属機関: 1愛知県厚生連 昭和病院

ページ範囲:P.1510 - P.1510

文献概要

〈病院の歩み〉

 当院は昭和11年11月に開院しました.当初は内科・外科・眼科の3診療科で,蒸気暖房,配水,消火栓などの諸設備は当時の地方病院の水準を越え,病室も個室20室,共同病室男女各1室と現代の個室志向を先取りしており,総工費は4万円と記載されています.昭和23年には小児科・産婦人科・耳鼻科・歯科を加え7診療科を持つことになりました.昭和33年3月に火災発生,全館が消失しました.仮設診療所にて再建,野戦病院のごとき有様で診療に臨んだと記載されています.翌34年10月に愛知県厚生連初の鉄筋コンクリート造り,病床数199床の近代的病院として再建されました.昭和44年には11診療科に増え,総合病院の承認を受けました.その後,順次増床,平成9年6月には401床となりました.

 なお,当院は近隣の兄弟病院である愛北病院と合併し,平成20年5月に開院予定で新病院が建築進行中です.完成すると敷地面積約82,000m2,建築延べ床面積約60,000m2,病床数678床と一段とスケールアップし,高度・専門医療を提供できる地域中核病院として発展します.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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