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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科60巻4号

2006年04月発行

文献概要

今月の臨床 女性診療科外来プラクティス III 内分泌外来

3. 過多・過少月経

著者: 千石一雄1

所属機関: 1旭川医科大学産婦人科

ページ範囲:P.464 - P.467

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1 はじめに

 月経血量の異常,特に過多月経は女性のquality of lifeに影響を及ぼす重要な病態である.日本産婦人科学会用語解説集によれば,過多月経は「月経の出血量が異常に多いものをいう.ふつう150 ml以上をいう」とあり,また過少月経は「月経の出血量が異常に少ないものをいう.ふつう20~30 ml以下であり,月経持続期間が3日以内のものは過少と判断される」と定義されている.しかし,いずれも患者の訴えで判断するものであり,厳密なものではない.また,原因も器質的疾患,卵巣ホルモン分泌異常による機能性ならびに内科的全身疾患などよるものなど多岐にわたるため,適切かつ迅速な診断,治療が必要とされる.

参考文献

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掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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