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雑誌目次

雑誌文献

臨床婦人科産科60巻7号

2006年07月発行

雑誌目次

今月の臨床 妊娠のリスク評価

周産期医療のシステム化と妊娠のリスク評価

著者: 中林正雄

ページ範囲:P.943 - P.947

はじめに

 最近の妊娠・出産を取り巻く社会環境は大きく変化しており,周産期医療システムもその変化に対応して整備されるべきであるが,その対策は不十分である.そこで本稿では,現在の産科医療の問題点を明らかにし,その対策としてこれからの周産期医療システムのあるべき方向性とそのために必要な妊娠のリスク評価について概説する.

妊娠リスクスコアリング

著者: 久保隆彦 ,   加藤有美 ,   川上香織 ,   種元智洋

ページ範囲:P.948 - P.953

妊娠,分娩は本当に安全なのか?

 最近のマスコミ,一般の妊婦インターネットサイトをみれば妊娠,分娩は生理現象であり,安全であるかのような印象を受ける.毎年妊産婦死亡は50~80人と先進国のなかでも最高の成績であるにもかかわらず,妊産婦死亡があることが理不尽であるかのような不満もある.本当に妊娠,分娩は安全なのだろうか.戦前の知恵ある女性家長はお嫁さんが妊娠すると,「お産をなめたらいかん.棺おけに片足突っ込んでいるようなもの」と注意を喚起したものであるが,いつのころからか「分娩の安全神話」なる根拠のない言葉が誕生した.

 ユニセフが発表した2000年の全世界(開発途上国だけではなく日米の先進国も含んだ)の妊産婦死亡率は10万出生に400人であり,10年間で300に下げることがWHOの悲願である.この400(250人に1人)という数が妊娠・分娩の持つ本当の意味でのリスクといえる.わが国で換算すると,年間約4,000人の妊婦が生命の危険にさらされ,現在の日本の優れた周産期医療によりわずか約50人の妊産婦死亡にまで救命しているのである.

身体条件,生活環境と妊娠のリスク評価

著者: 柳原敏宏

ページ範囲:P.955 - P.959

はじめに

 妊娠に対するリスクとして身体特徴や年齢・職業などの因子は,合併症の発生や周産期予後を考えるうえで基本となる因子である.特に低出生体重児や妊娠高血圧症候群の発生と関連している場合が多い.また,これらのリスクは出生数減少にも関連するが,出生数減少はこれらだけでなく,夫婦間の人間関係,家庭生活の変貌,経済不安などが出産抑制に拍車をかけていおり,このため人工妊娠中絶の増加までもきたしている.本稿では,女性の身体的条件や生活環境による妊娠へのリスクについて述べる.

既往歴・合併症と妊娠のリスク評価

著者: 下屋浩一郎 ,   朝野(天満)久美子 ,   金川武司

ページ範囲:P.960 - P.963

はじめに

 最近の少子化の流れや女性の高齢出産の増加などに伴って,合併症を有する妊婦の妊娠中の管理が重要となってきている.合併症を有する妊娠を管理するうえで常に注意する点は,合併症が妊娠に対してどのような影響を及ぼすかという点と妊娠が合併症に対してどのような影響を及ぼすかという点を明確にし,妊娠を管理していくことである.さらに,さまざまな妊娠中の管理法が進歩し,従来は妊娠継続が困難であったと考えられていた合併症についても妊娠継続が可能となってきており,合併症があるからといって安易に妊娠中絶を指示するような姿勢は厳に慎む必要がある.このことについては,合併症を管理する他科の医師・スタッフにも十分に理解してもらう必要がある.本稿では,既往歴・合併症と妊娠のリスク評価について概説する.なお,個々の疾患の詳細については各項を参照していただきたい.

妊娠・分娩歴とリスク評価

著者: 竹田省 ,   江良澄子 ,   浅岡健太郎

ページ範囲:P.965 - P.969

はじめに

 妊娠のリスク評価は,既往妊娠・分娩歴,既往症・合併症の聴取からはじまる.特にpoor obstetric historyを持つ妊婦は十分に注意して管理する必要がある.前回死産,児奇形,流早産,子宮内胎児発育遅延(IUGR),巨大児出産だけでなく,妊娠高血圧症候群や常位胎盤早期剥離合併など妊娠・分娩異常の詳細な病歴の聴取は,今回の妊娠・分娩のリスク評価に重要であり,それに基づく厳重な管理,準備により,より安全に分娩を迎えることが可能となる.また帝王切開既往分娩の場合,その適応のいかんによっては今回の妊娠分・娩管理方針にも影響する.

 既往妊娠・分娩歴が今回の妊娠・分娩に及ぼす影響について述べるとともに,管理上の注意点につき解説する.

妊娠経過の異常とリスク評価

1. 妊娠高血圧症候群

著者: 山田秀人

ページ範囲:P.970 - P.973

はじめに

 妊娠高血圧症候群は,分娩時出血,塞栓とならび妊婦死亡の主要原因である.常位胎盤早期剥離,多臓器不全,全身の血管障害,DICなどを惹起する.したがって,早期発見と慎重かつ高度な周産期管理が求められる.

 妊娠高血圧症候群(pregnancy induced hypertension : PIH)は,妊娠20週以降から分娩後に高血圧がみられ,分娩後12週までに回復する場合に診断される.以下の4病型に分類される.尿蛋白を伴う場合 : 妊娠高血圧腎症(preeclampsia),高血圧だけの場合 : 妊娠高血圧(gestational hypertension),妊娠20週までに高血圧や尿蛋白が存在し,20週以降増悪した場合 : 加重型妊娠高血圧腎症(superimposed preeclampsia),妊娠20週以降に痙攣発作を起こした場合 : 子癇(eclampsia).高血圧と尿蛋白は,それぞれ軽症と重症に病型分類される.さらに,妊娠32週未満発症を早発型,32週以降発症を遅発型に病型分類される.高血圧発症時期に基づく病型分類アルゴリズムを図1に示す.

2. 妊娠糖尿病

著者: 杉山隆

ページ範囲:P.975 - P.979

はじめに

 妊娠糖尿病(gestational diabetes mellitus : GDM)のリスク評価と対応の要点は,妊娠時における妊娠糖尿病のリスク因子の抽出およびスクリーニング検査の実施,さらにGDMの診断がついたときには,厳格な血糖コントロールをはかるとともに母体・胎児・新生児合併症の管理を行うことである.本稿ではこれらの点について概説する.

3. 胎児疾患

著者: 佐藤昌司

ページ範囲:P.980 - P.983

はじめに

 胎児形態異常の出生前診断は飛躍的に進歩を遂げ,今日では電子スキャンのみならず,超音波ドプラ法やMRIなどの画像診断法を組み合わせることによって,高い精度で全身を網羅した診断がなされるに至っている.一方で,診断された胎児疾患に対して妊娠・分娩中のリスクを適切に判断し,母児にとって最良の管理方針を策定することが胎児診断の目的であり,そのためには疾患個々の自然史,母体への影響,治療の可否および方法について十分に把握しておくことが肝要である.

4. 胎盤の異常

著者: 砂川空広 ,   菊池昭彦

ページ範囲:P.985 - P.989

はじめに

 胎盤は母体と胎児の間にあり,母体には妊娠維持のための必要な変化を行わせしめ,胎児には発育とwell─being維持のために重要な働きをなしている.その胎盤の異常は,両者にさまざまな異常・疾患を惹起する.妊娠経過において母児に影響を及ぼしうる胎盤の異常について述べる.

5. 臍帯・羊水の異常

著者: 長谷川潤一 ,   岡井崇

ページ範囲:P.990 - P.993

はじめに

 分娩中のみならず妊娠中のnon─reassuring fetal status(NRFS)の原因においても臍帯異常が占める割合は高い.細長い臍帯が,羊水中に浮遊しているという特徴がトラブルを起こしやすい要因である.羊水は,そのなかに浮遊する胎児や臍帯への外力を緩衝する作用があり,羊水異常は臍帯異常に関連する.これらの異常を超音波で診断し,その後の妊娠・分娩異常の早期発見・予測に役立てることが重要となる.

6. 切迫早産,頸管無力症

著者: 杉村基

ページ範囲:P.994 - P.997

はじめに

 早産は児の生命予後の不良化ならびに脳性麻痺などの神経学的後遺症を引き起こし,産科臨床においていまだ完全に防止することのできないきわめて重要な疾患である.切迫早産は子宮収縮に伴う子宮頸管の短縮開大ならびに頸管熟化現象を主体としており,一部は自然早産に至る.子宮頸管無力症は本来的には臨床的診断名で,破水,出血,感染を伴わず妊娠中期以降,無痛性に頸管が開大し流早産を繰り返すものである.

 そうした点からも,早産防止のために産科的患者背景に基づいてリスク評価がなされてきたが,近年では発症機序といった基礎的検討に基づいた評価法が加味してなされるようになっている.

7. 多胎妊娠

著者: 川越靖之 ,   鮫島浩

ページ範囲:P.998 - P.1001

はじめに

 多胎妊娠は不妊症の治療に伴い増加しており,母体と胎児にさまざまな合併症を生じる.母体合併症として早産,妊娠高血圧症候群,凝固線溶系異常が多い.胎児は膜性により合併症の出現頻度が異なる.一絨毛膜性双胎では二絨毛膜性双胎に比し流産,早産,奇形,胎児異常が出現しやすい.また,discordant twinの胎児発育パターンや一児胎児死亡の時期や原因も膜性により異なることが明らかとなってきた.膜性診断が児の予後の予測に非常に重要であり,それぞれのリスクに応じて慎重な胎児管理を行う必要がある.

8. 感染症

著者: 種村光代

ページ範囲:P.1002 - P.1005

はじめに

 妊娠の管理は感染症との戦いである.妊婦は免疫寛容なうえ,胎児の存在を考慮すると選択できる治療法が限られる.一方,胎児は免疫系の発育途上にあり,いったん感染が成立すると成人の感染には認められないような重篤な後障害を示す場合がある.妊娠中の感染症と一口にいっても,母体そのものに多大な影響を与える感染症以外に,催奇形性の点で問題となるTORCH,早産の原因として注目される絨毛膜羊膜炎など多岐にわたり,すべてを網羅することは誌面の都合上無理がある.本稿では,学会などから診療指針が示されていたり,検査や治療方法,その効果が明らかとなってきている感染症を取り上げて解説する.

連載 産婦人科エコー 何を考えるか?・6

頭蓋の形態異常─レモンサイン

著者: 竹内久彌

ページ範囲:P.939 - P.941

 妊娠21週の妊娠中期超音波スクリーニングで胎児頭蓋の形態がレモン様に見えたとして直ちに精検となった症例である.

 大横径計測断面より前頭部をわずかに頭頂寄りにした横断面をとると,ここに示したように前頭骨が陥凹(矢印)してレモンを縦切りにした形,すなわち“レモン状頭蓋 (lemon─shaped calvaria)”となった頭蓋形態が得られた.レモン状の頭蓋形態は二分脊椎の際に現れる頭蓋形態の異常としてよく知られているものであり,“レモンサイン(lemon sign)”と呼ばれている.

教訓的症例から学ぶ産婦人科診療のピットフォール・12

S状結腸癌からの転移性子宮頸癌の1例

著者: 桑間直志 ,   土谷美和 ,   藤間博幸 ,   高橋裕 ,   前田宜延 ,   五日市美奈

ページ範囲:P.1007 - P.1010

症 例

 患 者 : 58歳,女性.閉経50歳.2経妊・2経産,正常分娩2回.

 主 訴 : 不正性器出血,骨盤内腫瘤

 既往歴 : 2001年1月,S状結腸癌にてS状結腸切除.同12月,肝転移にて肝部分切除.2003年7月,肝転移,左卵巣腫瘍にて肝部分切除,左子宮付属器摘出(左卵巣は単純嚢胞 : 術中所見で子宮は異常なし).

 現病歴 : 2004年4月,外科の定期検診で,CT上,骨盤内腫瘤を指摘された.不正性器出血も認めたため当科を受診した.

 現 症 : 内診上,子宮頸部は鵞卵大に腫大していた.子宮腟部は,後腟円蓋部から子宮腟部後唇にかけて易出血性の腫瘤を認めた.子宮は可動性不良で,子宮傍組織への浸潤があった.超音波検査上,子宮右側に径5cm大に腫大した腫瘤があり,内部に充実性部分を認めた.子宮頸部細胞診はクラスV,子宮腟部組織診は腺癌であった.また,CEA : 23.6ng/ml, CA125 : 9U/ml, AFP : 4.0ng/ml, CA19─9 : 33.2U/ml, CA72─4 : <2.5U/ml, SCC : 0.8}ng/mlであった.

病院めぐり

長崎市立市民病院

著者: 藤下晃

ページ範囲:P.1014 - P.1014

〈病院の沿革〉

 昭和16年12月,太平洋戦争勃発に伴い「移民教養所」を「小倉陸軍病院分院」に転用した.終戦により米国第2海兵師団が陸軍病院を接収し,Blair General Hospital(長崎茲恵病院)として原爆被爆者をはじめ,一般市民の診療に当たったとされる.昭和21年4月,米国第2海兵師団より長崎市民にプレゼントされ,「長崎中央病院」として発足している.昭和23年11月に長崎市が買収し,長崎市立市民病院として開設された.当初は内科,外科および耳鼻科の3診療科であり,病床数は96床であった.産婦人科が増設されたのが昭和25年2月であり,その後,診療科数も徐々に増え,昭和32年7月に総合病院の承認を受けた.昭和63年5月に産婦人科病棟(35床,別館2階)が第3類看護の承認を受け,現在でも老朽化した建物のなかでの診療に当たっている.

 最近では,平成15年から臨床研修病院の指定を受け,平成16年3月には日本医療機能評価による病院機能評価の承認を受け,平成17年に地域医療支援病院として承認された.現在は,22診療科,病床数414床で,常勤医師数44名(研修およびレジデント20名),看護師265名,医療技術員52名からなる構成である.

―国立病院機構―東京医療センター

著者: 岩田卓

ページ範囲:P.1015 - P.1015

 国立病院機構東京医療センターの前身である国立東京第二病院は,終戦時に海軍関連3医療施設が合併し,当時の厚生省に移管されて発足しました.以後,陸軍病院から発足した新宿の国立東京第一病院(現国立国際医療センター)とともに「東一」「東二」とならび称され,国立病院の中核施設として発展してきました.平成10年に名称を「国立病院東京医療センター」と改め,平成16年には独立行政法人化に伴って現在の「独立行政法人国立病院機構東京医療センター」となりました.

 当施設は全760床を有し,都立駒沢オリンピック公園に隣接する恵まれた環境に位置しています.約3万8千坪の敷地内には外来棟,入院棟,手術検査棟をはじめ,臨床研究センターや職員宿舎が並んでいますが,このうち診療の中心となる外来棟および入院棟は平成11年に完成した新しい建物です.平成18年1月から電子カルテシステムに全面移行し,現在はおおむね良好に機能しています.

Estrogen Series 69

アンドロゲン,心血管疾患,そして骨粗鬆症

著者: 矢沢珪二郎

ページ範囲:P.1018 - P.1018

 今回はアンドロゲンと心血管疾患および骨粗鬆症を結ぶ興味ある仮説をご紹介したい.

 この論文はイタリアからのものである.以下はその要旨である.

Estrogen Series 70

日本女性における脂肪摂取と血中エストロゲンおよびアンドロゲン濃度との相関

著者: 矢沢珪二郎

ページ範囲:P.1019 - P.1019

 今回は日本の岐阜大学の研究者たちからNutrition誌に発表された,脂肪摂取とホルモン血中濃度との相関を示した興味ある論文をご紹介したい.以下はその要旨である.

イラストレイテッド産婦人科小手術・10

―【婦人科小手術】―子宮内膜破壊術

著者: 高田淳子 ,   杉山里英 ,   松田努

ページ範囲:P.1022 - P.1025

 1  はじめに

 2003年のアンケート調査から,日本国内では約600万人の女性が過多月経を自覚していると推計された(株式会社社会情報サービスより)1)

 こうした女性たちは子宮筋腫,子宮腺筋症,子宮内膜増殖症,子宮内膜癌などの疾患と診断されることが多いが,鉄欠乏性貧血に陥りながらも器質的な疾患は認められないことも少なくない.全身状態不良などのハイリスクにより開腹手術が困難な症例,患者本人がどうしても子宮全摘出を受け入れられない症例,器質的な疾患がないために子宮全摘出を選択しづらいが過多月経や不正出血により支障が生じている症例に,低侵襲治療として子宮内膜破壊手術が行われるようになった.

 欧米では特殊な子宮内膜破壊専用の器械(子宮内腔にフィットする高温蒸散バルーン型,扇状バイポーラ電極型,超高温還流液使用子宮鏡型など)を用いて,主に一般開業臨床医のもとで積極的に行われているようである.ただし,これらの器械は厚生労働省の輸入承認を得られていない本邦では,現実的に一般に普及することが難しい状況である1,2)

 そこで,本邦の多くの臨床実地家はレゼクトスコープによる子宮鏡下手術の一環として子宮内膜破壊術を行っている.

症例

術後に上腸間膜静脈血栓症をきたした卵巣癌の1例

著者: 真田佐知子 ,   髙橋健太郎 ,   秋山稔 ,   木村文則 ,   喜多伸幸 ,   野田洋一

ページ範囲:P.1027 - P.1030

はじめに

 静脈血栓塞栓症は,本邦では比較的稀とされていたが,生活習慣の欧米化に伴い近年急速に増加してきている1).産婦人科領域でも確実に増加しており2),いったん重篤な肺血栓塞栓症が発症すると救命不能なこともあり,その予防を行うことが重要である.今回われわれは,肺血栓塞栓症・深部静脈血栓症予防ガイドライン3)を参考に血栓症発症の予防策としてヘパリン投与や間欠的空気圧迫法などを施行したにもかかわらず,術後に比較的稀な上腸間膜静脈血栓症をきたし,その後の保存的治療により軽快した症例を経験したので報告する.

基本情報

臨床婦人科産科

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1294

印刷版ISSN 0386-9865

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69巻11号(2015年11月発行)

今月の臨床 婦人科腹腔鏡手術の進歩と“落とし穴”

69巻10号(2015年10月発行)

今月の臨床 婦人科疾患の妊娠・産褥期マネジメント

69巻9号(2015年9月発行)

今月の臨床 がん妊孕性温存治療の適応と注意点─腫瘍学と生殖医学の接点

69巻8号(2015年8月発行)

今月の臨床 体外受精治療の行方─問題点と将来展望

69巻7号(2015年7月発行)

今月の臨床 専攻医必読─基礎から学ぶ周産期超音波診断のポイント

69巻6号(2015年6月発行)

今月の臨床 産婦人科医必読─乳がん予防と検診Up to date

69巻5号(2015年5月発行)

今月の臨床 月経異常・不妊症の診断力を磨く

69巻4号(2015年4月発行)

増刊号 妊婦健診のすべて─週数別・大事なことを見逃さないためのチェックポイント

69巻3号(2015年4月発行)

今月の臨床 早産の予知・予防の新たな展開

69巻2号(2015年3月発行)

今月の臨床 総合診療における産婦人科医の役割─あらゆるライフステージにある女性へのヘルスケア

69巻1号(2015年1月発行)

今月の臨床 ゲノム時代の婦人科がん診療を展望する─がんの個性に応じたpersonalizationへの道

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