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今月の臨床 妊娠のリスク評価
周産期医療のシステム化と妊娠のリスク評価
著者: 中林正雄1
所属機関: 1母子愛育会愛育病院
ページ範囲:P.943 - P.947
文献購入ページに移動はじめに
最近の妊娠・出産を取り巻く社会環境は大きく変化しており,周産期医療システムもその変化に対応して整備されるべきであるが,その対策は不十分である.そこで本稿では,現在の産科医療の問題点を明らかにし,その対策としてこれからの周産期医療システムのあるべき方向性とそのために必要な妊娠のリスク評価について概説する.
最近の妊娠・出産を取り巻く社会環境は大きく変化しており,周産期医療システムもその変化に対応して整備されるべきであるが,その対策は不十分である.そこで本稿では,現在の産科医療の問題点を明らかにし,その対策としてこれからの周産期医療システムのあるべき方向性とそのために必要な妊娠のリスク評価について概説する.
参考文献
1)中林正雄 : 産科領域における安全対策に関する研究.平成16年度厚生労働科学研究費補助金医療技術評価総合研究事業総括・分担研究報告書,2005
2)朝倉啓文 : 将来の産科リスクを減少する体制─産科オープンシステムに関する研究.小児科産科若手医師の確保・育成に関する研究分担報告書,平成16年度厚生労働科学研究費補助金子ども家庭総合研究事業,2005
3)中林正雄 : 産科領域における安全対策に関する研究平成17年度厚生労働科学研究費補助金医療技術評価総合研究事業総括・分担研究報告書,2006
4)久保隆彦,中野眞佐男,中林正雄 : 妊婦のリスク評価.妊婦のリスク評価に関する基礎的研究総括・分担研究報告書,平成15年度厚生労働科学特別研究事業,2004
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