文献詳細
今月の臨床 婦人科がんを見逃さないために
婦人科がんを見逃さない診療
文献概要
はじめに
婦人科疾患の診療に当たり最も基本となるのが問診であり,十分な問診があって正確な外診,腟鏡診,内診および直腸診を行うことができる.そして,疾患によってはこれだけである程度診断できることも少なくない.本稿では,最も基本的なこれらの診察法について,婦人科がんを見逃さないための留意点を含めて述べることとする.
婦人科疾患の診療に当たり最も基本となるのが問診であり,十分な問診があって正確な外診,腟鏡診,内診および直腸診を行うことができる.そして,疾患によってはこれだけである程度診断できることも少なくない.本稿では,最も基本的なこれらの診察法について,婦人科がんを見逃さないための留意点を含めて述べることとする.
参考文献
1)佐藤和雄,永石匡司,高木健次郎 : 産婦人科一般検査診断法,新女性医学大系第5巻(武谷雄二編).pp3─13,中山書店,東京,2001
2)Berek JS, Hillard PA : Initial assessment and communication. In : Novak's Gynecology. 12nd ed. pp3─20,Williams&Wilkins,Baltimore,1996
3)日本産科婦人科学会,日本病理学会,日本医学放射線学会(編) : 子宮頸癌取扱い規約.改訂第2版.金原出版,東京,1997
4)日本産科婦人科学会,日本病理学会,日本医学放射線学会(編) : 子宮体癌取扱い規約.改訂第2版.金原出版,東京,1996
5)日本産科婦人科学会,日本病理学会(編) : 卵巣腫瘍取扱い規約.第1版.金原出版,東京,1990
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