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今月の臨床 婦人科がんを見逃さないために 婦人科がんを見逃さない診療
2. 細胞診,組織診の採取法
著者: 寺井義人1 植田政嗣1
所属機関: 1大阪医科大学産婦人科
ページ範囲:P.1050 - P.1053
文献購入ページに移動近年の初交年齢の若年化や若年者の性行為の活発・多様化により,子宮頸部病変の若年化傾向が顕著になってきた.また,集団検診や定期検診の普及に伴って進行子宮頸癌が減少した反面,食生活様式の欧米化などに伴い子宮体癌の割合も増加しつつある.これら婦人科がんを見逃さないためには早期発見,早期診断が欠かせず,そのためには病巣部の細胞診,組織診が不可欠となってくる.そこで,本稿では,子宮頸癌と子宮体癌の診断にあたり,適切に細胞診,組織診を行うための注意点や方法について述べたい.
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