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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科60巻8号

2006年08月発行

連載 Estrogen Series 71

局所的に進行した前立腺癌におけるLH─RHアナログの使用

著者: 矢沢珪二郎1

所属機関: 1ハワイ大学

ページ範囲:P.1105 - P.1105

文献概要

 今回はエストロゲンとはあまり関係がないが,熟年の男性には関心のある前立腺癌におけるLH─RHアナログが血清テストステロン濃度に及ぼす影響についてご紹介したい.以下は抄訳である.

 進行した前立腺癌に対して一般に使用されるLH─RHアナログにはleuprolide acetateおよびgoserelin acetateがあるが,この著者らは,これらのLH─RHアナログにより睾丸を除去した場合と同等の血清テストステロン濃度(castration level of serum testosterone)が得られるかどうかを試してみた.これは,ノルウェイの著者らによるcross─sectional後方視非ランダム化研究である.

参考文献

Int J Gynecol Pathol 20 : 31Yri OE, et al : Failure to achieve castration levels in patients using leuprolide acetate in locally advanced prostate cancer. Eur Urol 49(1): 54─58, 2006─47, 2001

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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