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連載 Estrogen Series 71
局所的に進行した前立腺癌におけるLH─RHアナログの使用
著者: 矢沢珪二郎1
所属機関: 1ハワイ大学
ページ範囲:P.1105 - P.1105
文献購入ページに移動 今回はエストロゲンとはあまり関係がないが,熟年の男性には関心のある前立腺癌におけるLH─RHアナログが血清テストステロン濃度に及ぼす影響についてご紹介したい.以下は抄訳である.
進行した前立腺癌に対して一般に使用されるLH─RHアナログにはleuprolide acetateおよびgoserelin acetateがあるが,この著者らは,これらのLH─RHアナログにより睾丸を除去した場合と同等の血清テストステロン濃度(castration level of serum testosterone)が得られるかどうかを試してみた.これは,ノルウェイの著者らによるcross─sectional後方視非ランダム化研究である.
進行した前立腺癌に対して一般に使用されるLH─RHアナログにはleuprolide acetateおよびgoserelin acetateがあるが,この著者らは,これらのLH─RHアナログにより睾丸を除去した場合と同等の血清テストステロン濃度(castration level of serum testosterone)が得られるかどうかを試してみた.これは,ノルウェイの著者らによるcross─sectional後方視非ランダム化研究である.
参考文献
Int J Gynecol Pathol 20 : 31Yri OE, et al : Failure to achieve castration levels in patients using leuprolide acetate in locally advanced prostate cancer. Eur Urol 49(1): 54─58, 2006─47, 2001
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