文献詳細
連載 産婦人科エコー 何を考えるか?・12
文献概要
妊娠28週に行われた経腟超音波で前置胎盤が疑われた症例である.
子宮頸部とその直上部の子宮下部が胎盤とともに矢状断像で描出されていることは容易に読影されることと思う.胎盤が子宮頸部の上端を覆う位置にあるように描出されているため,このままで前置胎盤と診断されてもしかるべきであろう.ところが,筆者の読影結果は異なっていた.
子宮頸部とその直上部の子宮下部が胎盤とともに矢状断像で描出されていることは容易に読影されることと思う.胎盤が子宮頸部の上端を覆う位置にあるように描出されているため,このままで前置胎盤と診断されてもしかるべきであろう.ところが,筆者の読影結果は異なっていた.
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