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雑誌目次

雑誌文献

臨床婦人科産科61巻2号

2007年02月発行

雑誌目次

今月の臨床 子宮体癌の最新知見─専門医のために

子宮体癌とピル,HRT

著者: 太田博明 ,   石谷健 ,   岡野浩哉

ページ範囲:P.107 - P.111

はじめに

 エストロゲンが子宮体癌のリスク因子であることは周知の事実であるが,実際の臨床現場では判断に迷う場合も少なくないと考えられる.本稿では産婦人科専門医を目指す専修医の先生方にも十分に理解できるように,日常臨床において遭遇する4項目の疑問点を呈示して,ピル(低用量経口避妊薬)やHRT(ホルモン補充療法)における子宮体癌との関連について解説する.

ピルは子宮体癌発症リスクを上げるのか,それとも下げるのか?

 黄体ホルモンを日常臨床で使い慣れている産婦人科医にとっては容易な問題であるが,ピルはエストロゲンと黄体ホルモンとの合剤であるので子宮体癌発症リスクを半減させる.最新のコンセンサスとして日本産科婦人科学会編の低用量経口避妊薬の使用に関するガイドライン(2006年改訂版)1)を一部抜粋し表1に掲載した.

子宮体癌とSERM

著者: 大道正英 ,   寺井義人 ,   森嶌祥子 ,   柴田雅朗 ,   大槻勝紀 ,   佐々木浩 ,   早川潤

ページ範囲:P.112 - P.117

はじめに

 女性ホルモン補充療法が子宮体癌の発症を助長させる歴史的な疫学的事実がある1).第2世代の選択的エストロゲン受容体調節薬(selective estrogen receptor modulator : SERM)であるラロキシフェンは,骨・脂質代謝にはエストロゲンアゴニストとして,乳腺にはエストロゲンアンタゴニストとして作用する2).本稿では,ラロキシフェンが子宮内膜および子宮体癌に及ぼす作用について紹介する.

子宮体癌の細胞診・組織診

著者: 木口一成 ,   小野晃子 ,   星川咲子

ページ範囲:P.120 - P.125

はじめに

 わが国では近年体癌が急激に増加しつつあり,日本産婦人科学会婦人科学会によると,子宮癌に占める体癌の割合はこの20年ほどの間に15%から45%近くまで上昇している1).体癌の特徴の1つは年齢分布にあり50歳代に大きなピークがあり,60歳代がこれにつぎ,39歳以下の若年症例は10%以下と非常に低い.また,主訴の90%以上が不正性器出血であり,ハイリスク因子も肥満や少ない妊娠回数であることも明らかにされつつある.したがって,検診の効率化をはかるためには,スクリーニングの対象をこれらのグループにある程度限定する必要があろう.スクリーニング方法としては,内膜細胞診が普及しているが,頸部の細胞診と異なり構造異型に着目した判定の習熟が必要である.さらに判定が偽陽性または陽性の場合における,正確で患者への侵襲の小さい内膜組織診の技術も要求される.

子宮体癌の画像診断

著者: 小宮山慎一 ,   宇田川康博

ページ範囲:P.126 - P.131

はじめに

 子宮体癌における画像診断の意義は大きく分けて2通りある.1つは術前に進行期を予測し,手術術式を決定するためであり,もう1つは治療効果の判定および治療後の再発や転移を検索するためである.本稿ではこの2つの観点から子宮体癌の画像診断に用いられる主な画像診断機器の特徴と診断に用いる際の留意点を概説し,併せて自験例の典型的画像を示しながら診断の実際について述べてみたい.

子宮体癌の進行期診断と治療指針─IIIa期の取り扱いと腹腔鏡下手術の将来性─

著者: 角田肇 ,   吉川裕之

ページ範囲:P.132 - P.135

はじめに

 子宮体癌の臨床進行期は,1988年にFIGO分類が臨床進行期から手術進行期分類に変更されたことを受け,わが国においても1995年よりこの分類を採用している1).一方,子宮体癌の治療指針についても,アメリカで普及した標準治療の概念が導入され,子宮体癌治療の標準化,ガイドライン作成が日本婦人科腫瘍学会ガイドライン作成委員会の献身的な努力により進められ,2004年に発刊された卵巣がん治療ガイドラインに引き続いて,子宮体癌治療ガイドラインが2006年10月に発刊された2)

子宮体癌の手術療法

著者: 玉舎輝彦

ページ範囲:P.136 - P.141

はじめに

 子宮体癌の手術療法の術式とその適応を臨床的エビデンス1)より根拠を述べる.

初期体癌

 体癌の80%はI~II期であり,腟式,腹腔鏡での手術があるが,腹式子宮全摘出術(TAH,I期は単純,適宜準広汎,II期は広汎)+両側卵管卵巣全摘出(BSO)と手術的病期診断が標準治療法である2).手術で90%の生存率が得られる.高リスク群では局所,遠隔再発が起こり,子宮摘出±放射線療法は放射線療法単独より予後がよい.

子宮体癌の術後化学療法・放射線療法

著者: 梅咲直彦 ,   粉川克司 ,   田中哲二

ページ範囲:P.143 - P.147

はじめに

 子宮体癌の治療戦略は欧米と本邦において大きな違いがある.本邦では術前に可能な限り詳細に臨床進行期を決定し,それにより手術療法の個別化をはかるとともに,後腹膜リンパ節郭清を積極的に行う.そのため術後の補助療法は,リンパ節転移などのある症例に限り,また放射線よりも化学療法を選ぶ傾向にある.また,腟壁が十分に切除されるので,欧米ではしばしば行われる腔内照射を施行されることは少ない.一方,欧米では初回治療は単純子宮全摘出術および両側付属器摘出術を行い,その摘出標本の病理組織学的な検討から正確に再発リスクを評価し,リスク別に術後の補助療法を選択している.リンパ節郭清に関しては生検にとどめたり,省略することもある.また,腟壁の再発を防止するために腔内照射が盛んに行われている.

子宮体癌の妊孕能温存療法

著者: 吉田好雄 ,   澤村陽子 ,   品川明子 ,   小辻文和

ページ範囲:P.148 - P.151

はじめに

 子宮体癌は,北米や欧州では代表的な婦人科癌であり,年々死亡率が上昇している.本邦では,1970年代,子宮がんに占める子宮体癌の割合は5%にすぎなかったが,2001年の日本産婦人科学会の子宮癌報告書では42%に占めるに至っている.そのなかで40歳未満の子宮体癌患者は5~6%程度に及ぶ1).最近の少子化・晩婚化の流れや食生活の欧米化に伴い,40歳未満の妊孕能温存療法が必要な,あるいは希望する子宮体癌患者数が,今後もさらに増加することが予想される.

再発子宮体癌の取り扱い

著者: 市川義一 ,   進伸幸 ,   青木大輔

ページ範囲:P.152 - P.157

はじめに

 子宮体癌は不正出血を早期から認め,I期・II期という早期に診断される症例の占める割合が高いので,子宮体癌全体としてみた場合,ほかの婦人科癌と比べると比較的予後の良好な疾患とみられることがある.しかし,進行癌を含めた子宮体癌の5年累積生存率は,Ia期 : 88.9%,Ib期 : 90.0%,Ic期 : 80.7%,IIa期 : 79.9%,IIb期 : 72.3%,IIIa期 : 63.4%,IIIb期 : 38.8%,IIIc期 : 51.1%,IVa期 : 19.9%,IVb期 : 17.2%1)とIII期・IV期では明らかに予後不良であり,進行子宮体癌では高率に再発を経験する.また,1975年~2004年の当院での成績では,早期子宮体癌に限っても,5年時においてIa期 : 1.47%,Ib期 : 5.39%,Ic期 : 11.9%,IIa期 : 12.8%,IIb期 : 25.6%の再発を認めている.

 このような背景のもと,現在まで再発子宮体癌に対する明確な治療指針はなく,個々の症例において治療方針が検討,決定されているのが実情である.

子宮体癌の発癌機構研究のトピックス

著者: 塩沢丹里 ,   小西郁生

ページ範囲:P.159 - P.167

はじめに

 子宮内膜癌は近年わが国で明らかな増加傾向を示すことから,その発癌機構の解明が待たれる腫瘍の1つである.子宮体癌は臨床病理学的におおむね2つのタイプに分類できるといわれている1, 2).タイプ1の内膜癌はエストロゲン刺激,肥満,不妊症などを背景とし,子宮内膜増殖症を経て発生する高分化型の類内膜腺癌で,閉経前あるいは閉経早期の比較的若年に多く,筋層浸潤は浅くエストロゲン受容体(ER)やプロゲステロン受容体(PR)が陽性で比較的予後良好である.これに対してタイプ2の内膜癌は,比較的高齢の女性にエストロゲン非依存性に萎縮内膜から増殖症を経由せずに直接発症するタイプで,組織型としては漿液性腺癌,明細胞腺癌や低分化型類内膜腺癌が多く予後不良であるといわれている.また,近年の分子生物学的検討の結果でもその2つのタイプにおける遺伝子変異は異なる傾向を示している.

連載 産婦人科エコー 何を考えるか?・13

胎児水腎症

著者: 竹内久彌

ページ範囲:P.103 - P.105

 妊娠36週5日に里帰り分娩希望で初診となった妊婦に対して,直ちに行われた胎児スクリーニングで右腎の腎盂拡張がみられるとして精密検査が依頼された症例である.2週間前まで受診していた前医では,これまで胎児の異常を指摘されたことはなかったという.

 ここには腎の縦軸に沿った冠状断面を示す.腎盂尿管移行部(矢印)を通過する断面を選んでおり,これで腎盂のほぼ全景が観察できる.漏斗状の腎盂(*印)は明らかに拡張してみえ,さらに腎杯(小矢印)の拡張もみられるため,水腎症としてよい状態である.尿管(矢頭)は描出されているが,この程度では水尿管症とするほどではない.腎盂内の尿管移行部付近で尿が渦巻くような流れを示しているのが観察されたことから,腎盂尿管移行部の狭窄による尿の流出障害があって水腎症が発生したものと考えられた.

婦人科超音波診断アップグレード・24【最終回】

急性腹症の超音波診断について

著者: 佐藤賢一郎 ,   水内英充

ページ範囲:P.169 - P.184

はじめに

 急性腹症は,急激な強い疼痛を主訴とした腹腔内疾患の総称であり,腹腔内臓器の炎症,破裂,穿孔,出血,閉塞,血行障害などが原因として考えられる.急性腹症という用語は国際疾病分類(ICD─10)では明確な診断名がなく,症状,徴候,臨床検査の異常所見などの不明確な病態のみが記載されている場合に分類されるR項目(R10 : 消化器系および腹部に関する症状・徴候のうちの腹痛および骨盤痛)に分類される1).つまり,診断に至らなかった場合や,症状が一過性に消失し原因の特定に至らなかった場合などに使用され,適切な診断がなされたら用いる用語ではない.

 婦人科領域で扱う腹痛は,部位としては主に下腹部が中心であるが,Fitz─Hugh─Curtis症候群などのようにときに上腹部痛が対象となる場合もある.また,卵巣腫瘍破裂の場合などは疼痛は腹部全体に及ぶこともある.女性の腹痛は,緊急手術が必要な場合も少なくないため迅速な診断と治療を要する.今回は,われわれの行っている超音波を活用した腹痛の鑑別診断について述べたい.

病院めぐり

王子総合病院

著者: 木川聖美

ページ範囲:P.186 - P.186

 当院の前身は明治43年に王子製紙の苫小牧工場付属診療所として開設された施設で,当初より地域住民にも広く開放されていました.昭和42年に医療法人王子総合病院として分離独立したのち,病院規模拡大に伴い,平成9年にJR苫小牧駅から徒歩10分の現在の所在地に新築移転しました.当施設は,病床数440床,ICU8床,診療科21科のほか,血液浄化,リハビリテーションも行い,常勤医師57名,研修医7名,看護師350名を含めて約660名の職員を擁します.また老人保健施設,付属看護専門学校,健診センター,訪問看護センター,在宅介護支援センター,居宅介護支援事業所なども併設しています.

常滑市民病院

著者: 伊藤博則

ページ範囲:P.187 - P.187

 常滑市民病院は,昭和34年,常滑焼で有名な愛知県常滑市に,一般病棟132床,結核病棟56床の計188床で開院しました.しかし,その4か月後に伊勢湾台風に見舞われ大きな被害を受けました.以後増改築を繰り返し,現在では19診療科,300床となっています.当時この地区特有の煤煙を避けるために海岸地区に建設されたため,南向きの病室からは伊勢湾が一望でき,海の見える手術室も存在していました.そして,その病院前ののどかな風景も常滑沖に平成17年2月に開港した中部国際空港の埋め立てのため,カモメが飛びかう海から今では旅客機が飛びかう空港島(前島)へと変わりました.空港から一番近い病院のため機内で調子の悪くなった患者さんなどが時々運ばれてくるので,特に当直医の負担が重くなっています.

もうひとつのインドネシア―セックスワーカーを通してみたリプロダクティブヘルス・5

自ら試みる人工妊娠中絶

著者: 東梅久子

ページ範囲:P.190 - P.191

禁じられた人工妊娠中絶

 人工妊娠中絶が法律で禁じられているインドネシアでは,妊娠を疑ったときや妊娠がわかったときにひそかに自ら手を下すことを考える女性は少なくない.

 法律,宗教,経済,教育,社会などが抱える問題は女性に危険な人工妊娠中絶を選択させ,これが妊産婦死亡率を10~20%押し上げているといわれている.

教訓的症例から学ぶ産婦人科診療のピットフォール・19

画像診断上,充実部分を認めない単房嚢胞性腫瘤を形成した子宮内膜症由来の卵巣明細胞腫瘍(境界悪性)の1例

著者: 木村薫 ,   鈴木昭久 ,   大坪眞紀 ,   本道隆明 ,   保倉宏 ,   花岡由里子 ,   佐近普子 ,   川口研二

ページ範囲:P.195 - P.197

症例

 患者:52歳,女性.閉経47歳,3経妊・3経産(結婚:21歳)

 主訴:下腹痛

 既往歴:高血圧,慢性腎炎,十二指腸潰瘍,狭心症(疑い)

 現病歴:1999年7月,下腹部の鈍痛が1か月以上続くため当科を受診した.初診時の内診所見では,下腹部正中線上に臍高に達する小児頭大の腫瘤を触知した.経腟エコーでは,単房性で充実部分を認めない111.3×111.6mmの,内部が均一でlow echoicな腫瘤を認めた(図1).MRI矢状断では,T2強調画像で高信号(図2),T1強調画像で低信号(図3)の130×110mmの単房性で充実部分を認めない腫瘤を認めた.CA 125は3U/ml,子宮腟部細胞診はclass Iであった.

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編集後記

著者: 神崎秀陽

ページ範囲:P.206 - P.206

 わが国での喫煙率について,男性では低下傾向にある一方で女性,特に若い女性では若干増加傾向にあるという統計が出されました.確かに駅や公共施設の喫煙コーナーでも女性の姿をよく見かけます.喫煙が医療費にも多大の影響を与えていることは明らかですので,厚生労働省が喫煙率低下のための数値目標を設定しようとしたところ,JTからの猛反発により断念したという新聞記事もありました.個人の嗜好に国が目標値を定めてまで干渉するべきではないということらしいのですが,諸外国に比べた行政としての対応の遅れは否めません.公共施設では全面禁煙に踏み切るところが増えてきており,大阪では内科医でもある関市長が御堂筋での路上喫煙禁止条令を検討しているようです.関西医科大学附属枚方病院では,昨年1月の開院を契機に,全面禁煙(従来の施設内禁煙から敷地内禁煙へ)に踏み切りました.建物内はもちろん,駐車場を含む病院敷地全域を禁煙ゾーンとし,喫煙不可を了解した患者さんしか入院できない旨を入院案内にも明記しました.しかし健康科学センターにおける積極的な禁煙指導にもかかわらず,「声の箱」への投書には,院内喫煙コーナー設置への強い要望がコンスタントに出されています.開院後1年を経た最近のタバコ吸殻数のデータをみると,建物内では多くても日に数本の吸殻が,それも外来入り口近くのゴミ箱で見つかるだけになっています.しかし外部敷地内では依然として日に50~70本の吸殻が,入り口近くのゴミ箱を中心に回収されています.建物からかなり離れた各所にも禁煙マークを立てていますので,喫煙しながら病院に近づいて,建物に入る直前に消して吸殻をゴミ箱に捨てるというパターンが多いようです.安全のためにはゴミ箱のかわりに灰皿を置いたほうが良いのですが,そうするとそこが喫煙コーナーになってしまいます.昨年11月のアンケート調査結果を見ると,職員の喫煙率は,医師19.1%,看護師15.7%,医療技術職20.3%,事務職27.5%,業務委託18.5%となっています.最も人数が多い看護師の喫煙率は一般女性での12%より高く,また喫煙看護師ではその74%が20本/日以上のヘビースモーカーで,他職種の16~35%に比べて突出した値です.しかし職種にかかわらず,喫煙者の半数は禁煙する意思があると回答していますので,今後も職員向けの禁煙講演会は定期的に開催していく予定です.

基本情報

臨床婦人科産科

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1294

印刷版ISSN 0386-9865

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69巻9号(2015年9月発行)

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69巻8号(2015年8月発行)

今月の臨床 体外受精治療の行方─問題点と将来展望

69巻7号(2015年7月発行)

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69巻6号(2015年6月発行)

今月の臨床 産婦人科医必読─乳がん予防と検診Up to date

69巻5号(2015年5月発行)

今月の臨床 月経異常・不妊症の診断力を磨く

69巻4号(2015年4月発行)

増刊号 妊婦健診のすべて─週数別・大事なことを見逃さないためのチェックポイント

69巻3号(2015年4月発行)

今月の臨床 早産の予知・予防の新たな展開

69巻2号(2015年3月発行)

今月の臨床 総合診療における産婦人科医の役割─あらゆるライフステージにある女性へのヘルスケア

69巻1号(2015年1月発行)

今月の臨床 ゲノム時代の婦人科がん診療を展望する─がんの個性に応じたpersonalizationへの道

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