icon fsr

雑誌目次

雑誌文献

臨床婦人科産科61巻3号

2007年03月発行

雑誌目次

今月の臨床 周産期医療の崩壊を防ごう

産科医師の勤務状況

著者: 平原史樹 ,   石川浩史 ,   宮城悦子 ,   奥田美加 ,   遠藤方哉 ,   榊原秀也 ,   高橋恒男

ページ範囲:P.215 - P.217

はじめに

 医学生,研修医の多数が産婦人科に対して「訴訟,逮捕のリスク,不規則な仕事,仕事の辛さと収入の不均衡」という印象を持ち,志を持ちながらも,専門医研修を避け,現在働いている産婦人科専門医もとりわけリスクの高い産科(分娩)診療から遠ざかるという,未曾有の医師不足の事態に陥っている.本稿では,勤務医師の労働環境の視点からその問題点と打開に向けた検討策を論じることとする.

産婦人科医療供給体制への提言

1.供給体制の緊急的確保

著者: 海野信也

ページ範囲:P.218 - P.227

はじめに

 本稿では,産婦人科医療のなかでも特に危機的状況にある産科医療を中心に,医療供給体制の現状を厚生労働省および日本産科婦人科学会調査結果から概観し,問題の所在を示した後,日本産科婦人科学会産婦人科医療提供体制検討委員会におけるこの問題に関する検討の内容について述べる.

2.助産師・看護師の役割

著者: 杉本充弘

ページ範囲:P.228 - P.231

はじめに

 産科医師の減少により出産施設が減少している.原因として,過酷な労働条件と医療訴訟の増加が挙げられる.本稿では,まずその背景にある産科医療の特徴と,母子が主体となるニーズへの対応を考え,次に周産期医療の高い水準を維持するための医師と助産師・看護師のチーム診療を考察した.

周産期医療の集約化,地域のネットワークづくり

1.北海道における周産期医療の集約化の現状と問題点

著者: 石川睦男

ページ範囲:P.233 - P.237

はじめに

 産婦人科医の絶対的不足から日本各地からお産ができないと悲惨な声が巻き起きている.この状況は広大な北海道ではさらに深刻で,医療提供機能の低下から新生児死亡率や乳児死亡率の増加など北海道民の健康被害が現れてきており,さらに妊産婦死亡の増加が危惧されている1)

2.論文

著者: 和田裕一 ,   上原茂樹 ,   谷川原真吾 ,   岡村州博

ページ範囲:P.238 - P.243

はじめに

 産婦人科医師不足,女性医師の増加,新医師臨床研修制度による医師供給不足を背景に,周産期医療の安全な供給体制の1つとして集約化が提唱されてきた.しかし,医師不足が根本的に解決されない状況下での集約化の実施には困難な点が多い.本稿では,医師不足の東北地方の状況と身近な例として筆者のいる宮城県における具体的な問題点を述べる.

3.東京都における周産期医療ネットワーク

著者: 多田裕

ページ範囲:P.244 - P.247

はじめに

 周産期医療の崩壊の危機が社会の注目を集めているが,同様の懸念は今から十数年前にもNICUの病床不足として問題になった.当時もNICU病床数が不足していることを周産期医療関係者はその数年前から懸念し1, 2),厚生省の研究班で検討し対応策を提言していたが行政的には採用されなかった.しかし,NICUの病床不足により病児が入院できない事態が新聞やテレビでしばしば報道されるようになり,国は平成8年に地域周産期母子医療対策事業を開始し全国的な対応がはかられるようになった3).この事業では,NICUと後方病床(ここでは併せて広義にNICUと呼ぶ)と母体搬送を受け入れる母体胎児集中治療室を備えた地域の中心となる総合周産期母子医療センター(以下,総合センターと略す)とこれを補う地域周産期母子医療センター(以下,地域センターと略す)を整備することになっている4)

産科オープンシステムを目指して

1.産科オープンシステムの現状

著者: 浅野仁 ,   前田真

ページ範囲:P.249 - P.253

はじめに

 各分野で構造改革が叫ばれ変動そして世代交代の時期を迎えた現在,産婦人科診療においても同様の変革が必須になっている.厚生労働省が示した「健やか親子21」における産婦人科診療の課題は『すべての妊娠・出産に関する安全性と快適さの確保,不妊への支援』である.

2.米国(ハワイ州)における産科オープンシステム : 日本との対比

著者: 朝倉啓文 ,   矢沢珪二郎

ページ範囲:P.254 - P.257

はじめに

 オープンシステムは米国型の診療システムである.産科臨床におけるオープンシステムについて,米国ハワイ州で長く産婦人科医療に従事している矢沢珪二郎医師に直接質問し,平成18年度現在の米国における産科オープンシステムについてご教示いただいた.その概略を記す.

周産期医療の訴訟のリスクにどう対応するか

1.論文

著者: 川端正清

ページ範囲:P.259 - P.263

はじめに

 医事関係訴訟の裁判統計は裁判所(最高裁判所)で,また厚生労働省からは厚生統計がホームページで公表されている.しかし,事例については不明であり,どのような疾患でどのような医療事故があったか,またその分布や頻度はいかなるものかについては不明である.したがって,医療事故情報が得られた事例を収集して全体を推測し,事故の傾向や,裁判における判決の考え方を参考に対策を講じるほかはなかった.

2.無過失補償制度

著者: 岡井崇

ページ範囲:P.264 - P.269

はじめに

 統計によると脳性麻痺(cerebral palsy : CP)は現在500分娩に1の割合で発生している.しかし,その原因が医療提供者,特に産科医師の責任による場合は少ない.出産は元来決して安全なものではなく,リスクを伴うものである.しかし,医療水準の進歩がそれらのリスクを軽減してきた.そのことが患者の期待水準を高めてしまったため,結果が悪かったとき,患者はその責任を医師に帰そうとする.日本の現行の制度では,患者や家族が補償を受けるためには,医療提供者を提訴し,裁判に勝たなければならない.被告にされた医師の精神的な苦痛と負担は耐えがたいものである.また,患者の側からみても,訴訟に勝たなければまったく補償が受けられないという厳酷なものである.

産科医師を増やすための方略

1.学生教育

著者: 高桑好一 ,   田中憲一

ページ範囲:P.271 - P.273

はじめに

 近年,産婦人科医療とくに産科医療,周産期医療は,マンパワーという点において危機的状況にある.夜間の緊急対応など他科に比べての勤務条件の厳しさ,母子双方の生命を扱うことによる事故発生に伴う医療訴訟の増加などから,周産期医療の現場から離れる産婦人科医が増加し,さらに勤務条件が厳しくなるという悪循環もみられる.一方,産婦人科医療は「女性の生涯の健康を管理する」という重要な役割を担っており,やりがいのある医療分野であることも事実である.

2.卒後臨床研修制度

著者: 金井誠 ,   小西郁生

ページ範囲:P.274 - P.281

新卒後臨床研修制度の概略

 従来の臨床研修制度では,研修医の7割が大学病院,3割が臨床研修病院で,多くは単一診療科によるストレート研修を行い,出身大学関連での研修が4割程度であった.2年間の臨床研修は努力規定であり研修内容や研修成果の評価が十分でないといった問題や,専門の診療科に偏った研修,研修医への処遇が不十分でアルバイトに追われ研修に専念できないといった問題が指摘され,平成16年度より新たな医師臨床研修制度が施行された.基本理念は,医師としての人格を涵養し,プライマリーケアの基本的な診療能力を修得するとともに,アルバイトをせずに研修に専念できる環境を整備することとされている.2年間の初期研修が必修化し,従来のストレート研修からスーパーローテート研修へ移行したことと,全国の病院の中から希望する病院を自由に選択し研修医の希望と採用試験での成績がコンピュータに登録されて研修先が決定(マッチング)することが最大の特徴である.

3.女性医師の支援策

著者: 清水幸子

ページ範囲:P.283 - P.287

はじめに

 1996年に医師国家試験における女性合格者の割合が25%を超えてから,2004年には33.82%となり,若い世代ほど女性医師が増加し,20歳代では3人に1人が女性医師という時代となったが(図1),最近の医学部受験動向からみても今後はさらに女性医師の増加が予想されている.

3.女性医師の支援策

著者: 安達知子 ,   東館紀子

ページ範囲:P.288 - P.293

はじめに

 産婦人科医師が減少するなか,新入医局員は女性医師がその多くを占めており,そう遠くない将来,産婦人科医療の担い手は少ないなかにも,女性医師が中心となることが予想される.しかし,今日まで日本の社会システムは,女性が家庭や子供を持ちながら,職業を全うできるような状況にはなってはいない.そのため女性医師の離職は少なくはなかったが,少し前までは女性医師が少数派であったため,大きな問題として捉えられてはいなかった.しかし,今後は女性医師の離職が産婦人科医療を大きく混乱させるといっても過言ではない.したがって,女性医師たちが,モチベーションを高く保ちながら,生涯産婦人科医として活躍できるような教育,研修システムの確立や,社会的サポートが必要である.

4.勤務状況の改善

著者: 由良茂夫 ,   藤井信吾

ページ範囲:P.294 - P.297

はじめに

 産婦人科医師の減少に歯止めのかからない現状で,さらに現在の産婦人科医療を支えている医師が職場を離れてしまう悪循環を断ち切るためには,勤務環境の改善をはかることも急務の1つである.本稿では,法的問題,経済的問題も含めて,考えられる対応について述べてみたい.

5.行政の立場から

著者: 佐藤敏信

ページ範囲:P.299 - P.307

はじめに

 わが国の周産期医療の成績は世界の先進国のなかでもトップクラスにあるといえる.

 しかしながら,将来を不安視させるような徴候もあらわれている.その最たるものが全国的な小児科医・産科医の不足である.

 ここではその動向を概括したうえで,厚生労働省としての方針や対策について述べる.

連載 産婦人科エコー 何を考えるか?・14

胎児の浮腫と腔水症

著者: 竹内久彌

ページ範囲:P.211 - P.214

 妊娠18週0日の妊婦健診で施行された超音波検査の際に胎児胸水が認められたとして即日精検を依頼された症例である.

 まず最初に気付かれたことは胎児の全身に及ぶ浮腫であった.浮腫があるとき,頭部が最も観察されやすいことが知られているが,本図には頭蓋を取り囲む浮腫が,特に後頭部に著明であり,一部に嚢胞化(矢印)さえ現れた状態が示されている.前医ではこれだけの浮腫があっても気付かれていなかった.特に性能の悪い装置を使用していたわけでもないので,おそらく胸水の存在にばかり目をうばわれたためと思われる.実は浮腫で肥厚した皮膚は周囲の条件によっては意外に描出されにくいことがあるので注意が必要である.

イラストレイテッド産婦人科小手術・17 内視鏡下手術

子宮鏡下手術

著者: 大本裕之

ページ範囲:P.311 - P.315

1 はじめに

 従来,子宮鏡は子宮内腔の観察・診断に広く使用されてきたが,レゼクトスコープの開発と手技の進歩により,子宮内病変の切除手術である経頸管的切除術(transcervical resection : TCR)が普及してきた.当然,子宮内腔の病変にアプローチする場合,開腹ないし腹腔鏡下に行うより経頸管的に病変到達するほうが理にかなっている.したがって,適応,限界および合併症に対する理解とインフォームド・コンセントならびに術者の工夫と技量の確保があれば,この術式は低手術侵襲,臨床症状の改善効果,早期社会復帰あるいは未婚未産の症例に対してなど女性のQOLに優れたものであり,満足度の得られる手術である.

病院めぐり

仙台赤十字病院

著者: 千葉裕二

ページ範囲:P.316 - P.316

〈病院の沿革〉

 当院は大正13年(1924年)に仙台市北一番丁に開設された日本赤十字社宮城県支部診療所が基礎となり,昭和18年に仙台赤十字病院と改称しましたが,昭和20年の仙台空襲で18名の尊い犠牲者とともに建物は焼失しました.戦後は仮屋での診療を経て昭和31年に仙台市五橋に新築移転し24年間診療を行いましたが,老朽化と仙台市立病院の近隣移転に伴い,昭和57年に現在の仙台市太白区八木山本町に新築移転しました.その後,現在に至るまで総合病院として地域のニーズに応える診療を担うとともに,日本赤十字社宮城県支部の医療施設として石巻赤十字病院とともに災害救護活動にも少なからず貢献してきました.

仙北組合総合病院

著者: 谷川秀郎

ページ範囲:P.317 - P.317

 仙北組合総合病院のある大仙市は秋田県南部に位置し,平成17年3月に大曲市をはじめとする周辺市町村が合併し誕生しました.毎年8月に大仙市で開催される全国花火競技大会は,最高水準の花火が次々と打ち上げられることから「花火芸術の最高峰」と称されます.

教訓的症例から学ぶ産婦人科診療のピットフォール・20

切迫早産・常位胎盤早期剥離を疑った子宮破裂の1例

著者: 横田明重

ページ範囲:P.319 - P.321

症例

 患者:33歳,女性.1経妊・0経産,自然流産1回

 主訴:下腹痛

 家族歴:特記すべきことなし.

 既往歴:25歳時に子宮筋腫核出術,28歳時に子宮筋腫核出術,30歳時に子宮筋腫レーザー蒸散術を受けた.

 現病歴:最終月経よりの無月経を主訴に近医を受診した.その後の妊娠経過は順調であったが,妊娠25週2日に子宮筋腫核出術後の妊娠とのことで紹介され初診となった.胎児発育は順調であったが,胎盤付着部位が子宮後壁から下方であり,前置胎盤が疑われた.出血などは認めず外来フォローアップとしたが,妊娠30週0日に子宮収縮,下腹痛を認め外来を再診した.

 現 症:意識清明,体温36.4℃,血圧105/63mmHgであった.内診上,分泌物は白色で少量,子宮口は閉鎖していた.経腟超音波上の頸管長も短縮は認められなかった(図1).また,外来で施行したノンストレステスト(non-stress test:NST)では,胎児心拍数基線は150bpmで,reactive patternであった.しかし,子宮収縮を頻回に認め,軽度の下腹痛も認めたため切迫早産と診断し,入院管理とした.

症例

帝王切開後,ポロー手術を施行した嵌入胎盤の1例

著者: 前鼻健志 ,   武田直毅 ,   鈴木俊也 ,   菊地研 ,   山下陽一郎

ページ範囲:P.323 - P.326

 絨毛膜羊膜炎を伴う前期破水のため帝王切開術を行ったところ癒着胎盤(嵌入胎盤)であったため,ポロー手術を行った症例を経験した.症例は29歳,前回帝王切開術既往の1回経産婦である.妊娠34週0日に前期破水を認め,39℃台の熱発があったため,緊急帝王切開術を施行した.胎児娩出後,胎盤の娩出を試みたが胎盤剝離の徴候がみられず,右側の子宮底部に腫瘤状の膨隆と筋層の菲薄化があったので嵌入胎盤と診断してポローの手術を行った.術後経過は順調で,術後8日目に退院となった.新生児は2,090 gの女児で,経過は順調で出生後30日目に当院NICUを退院した.前置胎盤の例や帝王切開術の創部への癒着の例とは異なる部位での嵌入胎盤に遭遇することは稀であり,文献的考察を加えて報告した.

--------------------

編集後記

著者: 倉智博久

ページ範囲:P.338 - P.338

 昨年夏に,冬季オリンピックが開催されたイタリア北部の町トリノに行きました.まだ,町のあちこちに写真が掲示されたりして,オリンピックの余韻が残っていました.トリノは河畔に開けた美しい町ですが,ヴァレンチノ公園という大きな公園があり,市民の憩いの場となっています.私も広い公園を歩いてみたのですが,その折,家の壁にボートのオールのエンブレムが飾られている家を見つけました.私は大学時代,ボート部でずいぶん熱心にボート競技に打ち込んだので大変興味を引かれ,ずかずかとその家に入ってしまいました.その家の庭には,競技用ボートがあり,町のボートクラブだということが分かりました.クラブハウスには立派なホールがあり,そこには数々の栄光の歴史を物語る写真やトロフィーが多く飾られていました.ゆったりとしたホールはバーとレストランになっており,私もビールを飲ませてもらいました.

 私たちの大学の合宿所といえば,本当に汚いお粗末な建物で,まったく味気のない施設でしたから,あまりの違いに驚きました.こんなすばらしい環境で練習できれば,楽しいし,強くもなるだろうと感心しました.このようにいろいろなスポーツが,1つの文化として町に根付き,伝統を積み重ねて強いチームが作られ,また,市民のスポーツ活動を支えていることも実感しました.

基本情報

臨床婦人科産科

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1294

印刷版ISSN 0386-9865

雑誌購入ページに移動

バックナンバー

76巻12号(2022年12月発行)

今月の臨床 帝王切開分娩のすべて―この1冊でわかるNew Normal Standard

76巻11号(2022年11月発行)

今月の臨床 生殖医療の安全性―どんなリスクと留意点があるのか?

76巻10号(2022年10月発行)

今月の臨床 女性医学から読み解くメタボリック症候群―専門医のための必須知識

76巻9号(2022年9月発行)

今月の臨床 胎児発育のすべて―FGRから巨大児まで

76巻8号(2022年8月発行)

今月の臨床 HPVワクチン勧奨再開―いま知りたいことのすべて

76巻7号(2022年7月発行)

今月の臨床 子宮内膜症の最新知識―この1冊で重要ポイントを網羅する

76巻6号(2022年6月発行)

今月の臨床 生殖医療・周産期にかかわる法と倫理―親子関係・医療制度・虐待をめぐって

76巻5号(2022年5月発行)

今月の臨床 妊娠時の栄養とマイナートラブル豆知識―妊娠生活を快適に過ごすアドバイス

76巻4号(2022年4月発行)

増刊号 最新の不妊診療がわかる!―生殖補助医療を中心とした新たな治療体系

76巻3号(2022年4月発行)

今月の臨床 がん遺伝子検査に基づく婦人科がん治療―最前線のレジメン選択法を理解する

76巻2号(2022年3月発行)

今月の臨床 妊娠初期の経過異常とその対処―流産・異所性妊娠・絨毛性疾患の診断と治療

76巻1号(2022年1月発行)

合併増大号 今月の臨床 産婦人科医が知っておきたい臨床遺伝学のすべて

75巻12号(2021年12月発行)

今月の臨床 プレコンセプションケアにどう取り組むか―いつ,誰に,何をする?

75巻11号(2021年11月発行)

今月の臨床 月経異常に対するホルモン療法を極める!―最新エビデンスと処方の実際

75巻10号(2021年10月発行)

今月の臨床 産科手術を極める(Ⅱ)―分娩時・産褥期の処置・手術

75巻9号(2021年9月発行)

今月の臨床 産科手術を極める(Ⅰ)―妊娠中の処置・手術

75巻8号(2021年8月発行)

今月の臨床 エキスパートに聞く 耐性菌と院内感染―産婦人科医に必要な基礎知識

75巻7号(2021年7月発行)

今月の臨床 専攻医必携! 術中・術後トラブル対処法―予期せぬ合併症で慌てないために

75巻6号(2021年6月発行)

今月の臨床 大規模災害時の周産期医療―災害に負けない準備と対応

75巻5号(2021年5月発行)

今月の臨床 頸管熟化と子宮収縮の徹底理解!―安全な分娩誘発・計画分娩のために

75巻4号(2021年4月発行)

増刊号 産婦人科患者説明ガイド―納得・満足を引き出すために

75巻3号(2021年4月発行)

今月の臨床 女性のライフステージごとのホルモン療法―この1冊ですべてを網羅する

75巻2号(2021年3月発行)

今月の臨床 妊娠・分娩時の薬物治療―最新の使い方は? 留意点は?

75巻1号(2021年1月発行)

合併増大号 今月の臨床 生殖医療の基礎知識アップデート―患者説明に役立つ最新エビデンス・最新データ

74巻12号(2020年12月発行)

今月の臨床 着床環境の改善はどこまで可能か?―エキスパートに聞く最新研究と具体的対処法

74巻11号(2020年11月発行)

今月の臨床 論文作成の戦略―アクセプトを勝ちとるために

74巻10号(2020年10月発行)

今月の臨床 胎盤・臍帯・羊水異常の徹底理解―病態から診断・治療まで

74巻9号(2020年9月発行)

今月の臨床 産婦人科医に最低限必要な正期産新生児管理の最新知識(Ⅱ)―母体合併症の影響は? 新生児スクリーニングはどうする?

74巻8号(2020年8月発行)

今月の臨床 産婦人科医に最低限必要な正期産新生児管理の最新知識(Ⅰ)―どんなときに小児科の応援を呼ぶ?

74巻7号(2020年7月発行)

今月の臨床 若年女性診療の「こんなとき」どうする?―多彩でデリケートな健康課題への処方箋

74巻6号(2020年6月発行)

今月の臨床 外来でみる子宮内膜症診療―患者特性に応じた管理・投薬のコツ

74巻5号(2020年5月発行)

今月の臨床 エコチル調査から見えてきた周産期の新たなリスク要因

74巻4号(2020年4月発行)

増刊号 産婦人科処方のすべて2020―症例に応じた実践マニュアル

74巻3号(2020年4月発行)

今月の臨床 徹底解説! 卵巣がんの最新治療―複雑化する治療を整理する

74巻2号(2020年3月発行)

今月の臨床 はじめての情報検索―知りたいことの探し方・最新データの活かし方

74巻1号(2020年1月発行)

合併増大号 今月の臨床 周産期超音波検査バイブル―エキスパートに学ぶ技術と知識のエッセンス

73巻12号(2019年12月発行)

今月の臨床 産婦人科領域で話題の新技術―時代の潮流に乗り遅れないための羅針盤

73巻11号(2019年11月発行)

今月の臨床 基本手術手技の習得・指導ガイダンス―専攻医修了要件をどのように満たすか?〈特別付録web動画〉

73巻10号(2019年10月発行)

今月の臨床 進化する子宮筋腫診療―診断から最新治療・合併症まで

73巻9号(2019年9月発行)

今月の臨床 産科危機的出血のベストマネジメント―知っておくべき最新の対応策

73巻8号(2019年8月発行)

今月の臨床 産婦人科で漢方を使いこなす!―漢方診療の新しい潮流をふまえて

73巻7号(2019年7月発行)

今月の臨床 卵巣刺激・排卵誘発のすべて―どんな症例に,どのように行うのか

73巻6号(2019年6月発行)

今月の臨床 多胎管理のここがポイント―TTTSとその周辺

73巻5号(2019年5月発行)

今月の臨床 妊婦の腫瘍性疾患の管理―見つけたらどう対応するか

73巻4号(2019年4月発行)

増刊号 産婦人科救急・当直対応マニュアル

73巻3号(2019年4月発行)

今月の臨床 いまさら聞けない 体外受精法と胚培養の基礎知識

73巻2号(2019年3月発行)

今月の臨床 NIPT新時代の幕開け―検査の実際と将来展望

73巻1号(2019年1月発行)

合併増大号 今月の臨床 エキスパートに学ぶ 女性骨盤底疾患のすべて

72巻12号(2018年12月発行)

今月の臨床 女性のアンチエイジング─老化のメカニズムから予防・対処法まで

72巻11号(2018年11月発行)

今月の臨床 男性不妊アップデート─ARTをする前に知っておきたい基礎知識

72巻10号(2018年10月発行)

今月の臨床 糖代謝異常合併妊娠のベストマネジメント─成因から管理法,母児の予後まで

72巻9号(2018年9月発行)

今月の臨床 症例検討会で突っ込まれないための“実践的”婦人科画像の読み方

72巻8号(2018年8月発行)

今月の臨床 スペシャリストに聞く 産婦人科でのアレルギー対応法

72巻7号(2018年7月発行)

今月の臨床 完全マスター! 妊娠高血圧症候群─PIHからHDPへ

72巻6号(2018年6月発行)

今月の臨床 がん免疫療法の新展開─「知らない」ではすまない今のトレンド

72巻5号(2018年5月発行)

今月の臨床 精子・卵子保存法の現在─「産む」選択肢をあきらめないために

72巻4号(2018年4月発行)

増刊号 産婦人科外来パーフェクトガイド─いまのトレンドを逃さずチェック!

72巻3号(2018年4月発行)

今月の臨床 ここが知りたい! 早産の予知・予防の最前線

72巻2号(2018年3月発行)

今月の臨床 ホルモン補充療法ベストプラクティス─いつから始める? いつまで続ける? 何に注意する?

72巻1号(2018年1月発行)

合併増大号 今月の臨床 産婦人科感染症の診断・管理─その秘訣とピットフォール

71巻12号(2017年12月発行)

今月の臨床 あなたと患者を守る! 産婦人科診療に必要な法律・訴訟の知識

71巻11号(2017年11月発行)

今月の臨床 遺伝子診療の最前線─着床前,胎児から婦人科がんまで

71巻10号(2017年10月発行)

今月の臨床 最新! 婦人科がん薬物療法─化学療法薬から分子標的薬・免疫療法薬まで

71巻9号(2017年9月発行)

今月の臨床 着床不全・流産をいかに防ぐか─PGS時代の不妊・不育症診療ストラテジー

71巻8号(2017年8月発行)

今月の臨床 「産婦人科診療ガイドライン─産科編 2017」の新規項目と改正点

71巻7号(2017年7月発行)

今月の臨床 若年女性のスポーツ障害へのトータルヘルスケア─こんなときどうする?

71巻6号(2017年6月発行)

今月の臨床 周産期メンタルヘルスケアの最前線─ハイリスク妊産婦管理加算を見据えた対応をめざして

71巻5号(2017年5月発行)

今月の臨床 万能幹細胞・幹細胞とゲノム編集─再生医療の進歩が医療を変える

71巻4号(2017年4月発行)

増刊号 産婦人科画像診断トレーニング─この所見をどう読むか?

71巻3号(2017年4月発行)

今月の臨床 婦人科がん低侵襲治療の現状と展望〈特別付録web動画〉

71巻2号(2017年3月発行)

今月の臨床 産科麻酔パーフェクトガイド

71巻1号(2017年1月発行)

合併増大号 今月の臨床 性ステロイドホルモン研究の最前線と臨床応用

69巻12号(2015年12月発行)

今月の臨床 婦人科がん診療を支えるトータルマネジメント─各領域のエキスパートに聞く

69巻11号(2015年11月発行)

今月の臨床 婦人科腹腔鏡手術の進歩と“落とし穴”

69巻10号(2015年10月発行)

今月の臨床 婦人科疾患の妊娠・産褥期マネジメント

69巻9号(2015年9月発行)

今月の臨床 がん妊孕性温存治療の適応と注意点─腫瘍学と生殖医学の接点

69巻8号(2015年8月発行)

今月の臨床 体外受精治療の行方─問題点と将来展望

69巻7号(2015年7月発行)

今月の臨床 専攻医必読─基礎から学ぶ周産期超音波診断のポイント

69巻6号(2015年6月発行)

今月の臨床 産婦人科医必読─乳がん予防と検診Up to date

69巻5号(2015年5月発行)

今月の臨床 月経異常・不妊症の診断力を磨く

69巻4号(2015年4月発行)

増刊号 妊婦健診のすべて─週数別・大事なことを見逃さないためのチェックポイント

69巻3号(2015年4月発行)

今月の臨床 早産の予知・予防の新たな展開

69巻2号(2015年3月発行)

今月の臨床 総合診療における産婦人科医の役割─あらゆるライフステージにある女性へのヘルスケア

69巻1号(2015年1月発行)

今月の臨床 ゲノム時代の婦人科がん診療を展望する─がんの個性に応じたpersonalizationへの道

icon up
あなたは医療従事者ですか?