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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科61巻3号

2007年03月発行

今月の臨床 周産期医療の崩壊を防ごう

産婦人科医療供給体制への提言

2.助産師・看護師の役割

著者: 杉本充弘1

所属機関: 1日本赤十字社医療センター産科

ページ範囲:P.228 - P.231

文献概要

はじめに

 産科医師の減少により出産施設が減少している.原因として,過酷な労働条件と医療訴訟の増加が挙げられる.本稿では,まずその背景にある産科医療の特徴と,母子が主体となるニーズへの対応を考え,次に周産期医療の高い水準を維持するための医師と助産師・看護師のチーム診療を考察した.

参考文献

1)杉本充弘 : 周産期医療とインフォームド・コンセント.周産期医学34 : 969-972,2004
2)厚生統計協会(編) : 衛生の主要指標.図説国民衛生の動向2005(厚生統計協会).pp24-43,厚生統計協会,東京,2005
3)杉本充弘 : 生殖医療を考える-非配偶者間体外受精および代理懐胎をめぐって-周産期医療の立場から.産婦の世界55 : 637-644,2003
4)柳田邦男 : 作品としての医療.医の原点,第5集医療とこころ(加我君孝,高本真一).金原出版,東京,pp39-80,2003
5)杉本充弘 : 主体的なお産を支える-バースプラン.周産期医学34 : 19-24,2004
6)医療法制研究会(監) : 保健婦助産婦看護婦法.健康政策六法(医療法制研究会).中央法規,東京,pp940-948,2000
7)島田三恵子(主任研究者): 科学的根拠に基づく快適な妊娠・出産のためのガイドラインの開発に関する研究.平成17年度厚生労働科学研究総括研究報告書,2006
8)杉本充弘(主任研究者): 医療安全を考えた産科医療施設の安全と質に関する研究.平成16・17年度厚生労働科学研究総合研究報告書,2006

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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