文献詳細
今月の臨床 周産期医療の崩壊を防ごう
周産期医療の集約化,地域のネットワークづくり
文献概要
はじめに
産婦人科医の絶対的不足から日本各地からお産ができないと悲惨な声が巻き起きている.この状況は広大な北海道ではさらに深刻で,医療提供機能の低下から新生児死亡率や乳児死亡率の増加など北海道民の健康被害が現れてきており,さらに妊産婦死亡の増加が危惧されている1).
産婦人科医の絶対的不足から日本各地からお産ができないと悲惨な声が巻き起きている.この状況は広大な北海道ではさらに深刻で,医療提供機能の低下から新生児死亡率や乳児死亡率の増加など北海道民の健康被害が現れてきており,さらに妊産婦死亡の増加が危惧されている1).
参考文献
1)今井博久,伊藤俊弘,吉田貴彦,他 : 産婦人科・小児科医師数と周産期指標との関連性.日本医事新報4246 : 28-32,2005
2)岡村州博 : 地域における分娩趾節の適正化に関する研究.厚生労働科学研究費補助金子ども家庭総合研究事業,平成15年度~17年度,総合研究報告書.2006年3月
掲載誌情報