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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科61巻3号

2007年03月発行

今月の臨床 周産期医療の崩壊を防ごう

周産期医療の集約化,地域のネットワークづくり

2.論文

著者: 和田裕一1 上原茂樹2 谷川原真吾3 岡村州博4

所属機関: 1国立病院機構仙台医療センター産婦人科 2東北公済病院産婦人科 3仙台赤十字病院産婦人科 4東北大学大学院医学系研究科発生・発達医学講座周産期医学分野

ページ範囲:P.238 - P.243

文献概要

はじめに

 産婦人科医師不足,女性医師の増加,新医師臨床研修制度による医師供給不足を背景に,周産期医療の安全な供給体制の1つとして集約化が提唱されてきた.しかし,医師不足が根本的に解決されない状況下での集約化の実施には困難な点が多い.本稿では,医師不足の東北地方の状況と身近な例として筆者のいる宮城県における具体的な問題点を述べる.

参考文献

1)金村政輝,溝口二郎,木村秀樹,他 : 東北地方の医師不足の実態.第65回日本公衆衛生学会学術講演会,富山,2006
2)宮城県周産期医療協議会オープン病院化連絡協議会 : 仙台市産科オープンシステム.診療マニュアル.2006
3)鈴木弘二,田野口孝二,清水健伸,他 : 当院における産科セミオープンシステムの現状と今後の課題.第58回日本産婦人科学術講演会,横浜,2006

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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