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今月の臨床 周産期医療の崩壊を防ごう 産科医師を増やすための方略
1.学生教育
著者: 高桑好一1 田中憲一1
所属機関: 1新潟大学医学部産科婦人科学教室
ページ範囲:P.271 - P.273
文献購入ページに移動はじめに
近年,産婦人科医療とくに産科医療,周産期医療は,マンパワーという点において危機的状況にある.夜間の緊急対応など他科に比べての勤務条件の厳しさ,母子双方の生命を扱うことによる事故発生に伴う医療訴訟の増加などから,周産期医療の現場から離れる産婦人科医が増加し,さらに勤務条件が厳しくなるという悪循環もみられる.一方,産婦人科医療は「女性の生涯の健康を管理する」という重要な役割を担っており,やりがいのある医療分野であることも事実である.
近年,産婦人科医療とくに産科医療,周産期医療は,マンパワーという点において危機的状況にある.夜間の緊急対応など他科に比べての勤務条件の厳しさ,母子双方の生命を扱うことによる事故発生に伴う医療訴訟の増加などから,周産期医療の現場から離れる産婦人科医が増加し,さらに勤務条件が厳しくなるという悪循環もみられる.一方,産婦人科医療は「女性の生涯の健康を管理する」という重要な役割を担っており,やりがいのある医療分野であることも事実である.
参考文献
1) Harden RM : Ten questions to ask when planning a course or curriculum. Med Educ 20 : 356-365, 1986
2) Harden RM, Sowden S, Dunn WR : Educational strategies in curriculum development : the SPICES model. Med Educ 18 : 284-297, 1984
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